トラック運送業界の環境ビジョン〜CO2排出量削減のためにすべきこととは〜

導入3か月でできる輸送業務の効率化

輸送効率化や遅延管理など課題の多い物流業界において課題解決に取り組む企業様が、Cariot導入後3ヶ月でどれだけの成果を上げられているのか、具体的な取り組み内容と共にご紹介します。

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こんにちは。Cariot(キャリオット)ブログ編集部です。

脱炭素社会の実現に向け、関連省庁は「2050カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」など、さまざまな施策を打ち出しています。これに伴い、物流企業や運送事業者においても、CO2排出量の削減への取り組みが進んでいます。

今回は、車両からのCO2排出量削減への具体的な取り組み方法と、CO2排出量削減をサポートするCariotの機能をご紹介します。

 

1.運送業界のCO2削減に向けた取り組み

1-1.運輸・輸送産業に求められている対策

過去のCariotブログでカーボンニュートラルや、SDGs(エス・ディー・ジーズ)についてお伝えしていますが、物流業界でも環境対策に取り組む企業・事業所が増加しています。
政府は、2020年10月の臨時国会で「2025年までに温室効果ガスの排出量を実質的にゼロ」にする方針を打ち出しました。その取り組みのひとが「2050カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」です。

同戦略では、産業政策・エネルギー政策の両面から、成長が期待される14分野について重点的に実行計画を策定しました。重点施策の中には、自動車関連の取り組みも含まれています。具体的には、商用車で車両総重量8t以下の小型車について、2030年までに電動車両の割合を20~30%、2040年までに電動車・脱炭素燃料車100%を目指すとしています。

画像:経済産業省「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略

設定された目標の実行を目指す企業の取り組みを後押しするための措置として、予算確保・税制優遇策・金融支援等も設けられています。
(参照:経済産業省「2050カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略

1-2.CO2排出量削減達成のために

2050カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」では、自動車を使い業務を行う企業・事業所に対し、車両から排出されるCO2を削減するため取り組みとして燃費性能のよい車両(電気自動、ハイブリッド車等)の導入を掲げています。

画像:環境省「カーボンニュートラルって何ですか?(後編)〜なぜ日本は実現を目指しているの?

国土交通省の資料によると、自動車全体のCO2排出量の内、運輸部門から排出されるCO2は86.1%を占めています。また、輸送部門の内、貨物自動車が36.8%を排出しています。そのため、脱炭素社会を実現するためには車両からのCO2排出量の削減をしなければなりません。これが燃費性能のよい車両の導入が推奨されている理由です。

1-3.「トラック運送業界の環境ビジョン2030」

全日本トラック協会(以下、全ト協会)は、業界全体で環境対策を行うための指針として「トラック運送業界の環境ビジョン2030」を策定しました。同ビジョンは、一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)が策定した「カーボンニュートラル行動計画」(2022年3月30日公表)から、トラック運送業界全体の目標に合わせ策定され、各社で使用する車両から排出されるCO2の総排出量または原単位を把握することが盛り込まれました。

<環境ビジョン2030のメイン目標>

  • 2030年にCO2排出原単位を2005年度比で31%削減

画像:全日本トラック協会「トラック運送業界の環境ビジョン2030

<サブ目標>

  1. 車両総重量8t以下の車両について、2030年における電動車の保有台数10%を目指す
  2. 各事業者が自社の車両のCO2排出総量や、CO2排出原単位を把握する
  3. 全日本トラック協会と全国都道府県トラック協会が共通で取り組む「行動月間」(6月、11月)を設定する
<運送事業者が把握すべきこと>

  • Step1:燃料使用量(総量)
  • Step2:燃料使用量(車両別)と走行キロ(車両別)
  • Step3:荷主別の燃料使用量、走行キロ、実車キロ、輸送トン数、積載率からそれぞれのCO2排出量を把握

 

2.車両からのCO2排出量削減をサポートするCariotの機能

CO2排出量を削減するためには、具体的な車両の走行距離・燃料使用量を把握する必要し計算をする必要があります。加えて、効率のよい走行ルートの作成や積載率の向上対策を並行して行うことで、さらなるCO2排出量削減が見込めます。

モビリティ業務最適化クラウドCariotでは、CO2排出量削減目標の達成をサポートする機能をご用意しています。

・効率のよい走行を実現:走行データ
車両が走行するだけで、詳細な走行履歴を取得することができます。
いつ・どこを・どのような速度で走行し、どこで・どの程度の時間、滞在したかを振り返って確認することができます。ルートの見直しやムダな走行を発見・改善することでCO2排出量削減に寄与します。

・積載率を把握:配送計画・荷量管理情報
Cariotの配送計画機能には「荷量管理情報」機能があります。本機能をご利用いただくことで、どの車両が・どのような種類の荷物を・どの程度積載しているかが把握できます。


・走行距離、消費燃料を把握:レポート・ダッシュボード
車両ごと・ドライバーごとのリアルタイムデータをグラフィカルなレイアウトで視覚的に把握できる機能です。確認したい項目を選択し、表示させることもできるため、車両の走行距離や消費燃料を選択・表示させることでCO2排出量削減に向けた社内指導や施策の立案にお役立ていただけます。


・安全運転でエコドライブを実現:速度マップ
急加速・急ブレーキ・速度超過などを検知し、管理者に即時通知する機能です。ドライバーがどこで・どのような運転をし・どの程度の速度で走行しているかを把握できます。
具体的な安全運転指導やエコドライブの徹底によるCO2排出量削減にお役立てください。

【導入事例】
◆協和物産株式会社様:ドライバーの意識改革で無駄なアイドリングを20%削減
https://www.cariot.jp/case/case06/

協和物産株式会社様では、Cariotを導入したことで、車両の正確な走行記録の取得・管理を行うことができるようになりました。加えて、ドライバー状況をリアルタイムで把握できる体制作りを行なったことで管理者の業務コストを20%削減しました。また、無駄なアイドリングを削減し丁寧な運転を心がけるなどドライバーの意識改革が進んだことで、停車も20%削減しました。

Cariotでは、Cariotを導入した企業様の事例をご紹介しています。こちらもぜひ、ご覧ください。


 

3.CO2排出量のさらなる削減のために

CO2排出量削減の取り組みは多岐に渡り、一度にすべての対応を行うことができないこともあります。そのような場合でも、可能な範囲で着手し取り組みを積み重ねることが、業界全体の脱炭素化の前進につながります。

第1章でもお伝えしたとおり、関連省庁の施策において次世代自動車に転換することで、車両から排出されるCO2を削減する方針が示されています。しかし資金面の問題から、即座に環境対応車両の導入が難しいこともあります。この問題を解決するため、さまざまな支援策が公表されています。
一例を挙げると、全日本トラック協会では、環境対応車の導入を行う事業者に対し必要な経費の一部を助成する「令和4年度環境対応車導入促進助成事業」や「令和4年度アイドリングストップ支援機器導入促進助成事業」の実施を公表しています。
※同助成事業は、環境対応車の導入を行う各都道府県トラック協会会員事業者を対象としています。

現在使用している車両を引き続き使用する場合も、モビリティ業務最適化クラウドCariotのような「動態管理システム」を導入・活用し、車両の走行距離や燃費などを正確に把握・分析をすることで、CO2排出量削減を前進させることは可能です。この機会に「動態管理システム」の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからもCariotは、より便利に使っていただくための機能の開発を進めてまいります。
ご意見・ご質問・ご感想・ご要望などがございましたら、下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。

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※本記事の情報、及び画像は、記事作成時点のものです。詳しくは最新の情報をご確認ください。

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