【セミナーレポート】UCCコーヒープロフェッショナルが取り組む物流・営業業務の効率化

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Cariotの機能、料金パッケージなどが掲載されたパンフレットです。 Cariotを導入することで何ができるようになるのか、具体的にどう変わるのか、ユースケースごとにご紹介しています。

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こんにちは。Cariot(キャリオット)ブログ編集部です。

今回は、弊社が2020年8月27日に開催しましたオンラインセミナーのレポートです。

今回のセミナーでは、「UCCコーヒープロフェッショナルが取り組む物流・営業業務の効率化」をテーマに、UCCコーヒープロフェッショナル株式会社 販売企画本部 販売企画チーム 課長 川副 慎也 氏にご登壇いただき、同社の配送・営業業務における課題、Cariotの導入の決め手、そしてCariotを通じて改善できたことなどを、実例を交えてご紹介いただきました。

当日ご参加いただけなかった方や、ご参加いただいた方にも改めてセミナーの内容をご紹介します。
今後もセミナーは実施予定となります。本記事が参考になれば幸いです。

【目次】
1.【第1部】動態管理から始めるルートの最適化への道のり
 1-1.ルート最適化への道のり
 1-2.Cariotの物流改善PDCAはDからはじめる
2.【第2部】UCCコーヒープロフェッショナルの具体的な取り組みと事例の共有
 2-1. 配送・営業業務における課題
 2-2.導入効果と今後の展開

 

1.【第1部】動態管理から始めるルートの最適化への道のり

弊社は、BtoC向けWebアプリケーション開発からスタートし、現在は、Salesforceを中心としたマルチクラウド上でのIoT/Mobility/AI関連のサービス開発を通じ、顧客・社会課題を解決してきました。
初の自社サービスとして、2016年より事業展開し、物流業界の生産性向上への貢献を目指す「Cariot(キャリオット)」についてのご紹介をしました。

■登壇者:株式会社フレクト 執行役員 
Cariot事業部 事業部長 大槻 真嗣

1-1.ルート最適化への道のり

ルート最適化にはアプローチの方法がさまざまあり、大きく分けると「計画から手を入れる」か、「実行から手を入れる」に大別されます。

  • 課題が計画を立てる業務に絞られている場合
  • 属人化している計画立て業務を効率化したい場合

は、「計画から手を入れる」アプローチが向いています。

一方で、

  • 課題が絞れておらず、拠点再配置やオーダーの受け方、ドライバーの配置など、計画立て以外も含めて整理する可能性があり、まずは実態をしっかり掴みたい場合

は、「実行から手を入れる」アプローチが向いています。

1-2.Cariotの物流改善PDCAはDからはじめる

日々の業務のデータ化を実行(Do)することは、例えばそもそも計画に無理があった、など「実態の見える化」が改善への第一歩です。弊社カスタマーサクセスチームがしっかりと伴走をさせていただくことで、お客様が潜在的に感じている課題への打ち手などをお伺いしながら、課題解決への打ち手の構築につなげるといったPDCAサイクルに関してご紹介をさせていただきました。

 

2.【第2部】UCCコーヒープロフェッショナルの具体的な取り組みと事例の共有

世界77社で事業展開されているUCCグループの中でUCCコーヒープロフェッショナル様は、主に全国のホテル・レストラン・喫茶店・食堂・ファストフード・各種飲食店を顧客とし、業務用食品卸売業、そして既存商品の仕入れ・販売/独自商品開発・販売の事業を展開されています。

同社が取り組む物流・営業業務の効率化に関して、ご紹介をいただきました。

■登壇者
UCCコーヒープロフェッショナル株式会社 販売企画本部
販売企画チーム 課長 川副 慎也 氏

2-1.配送・営業業務における課題

まず営業面での課題は大きく2つ。
「限られた営業時間」と「属人的なお客様情報」でした。
その対策として、同社では限られた営業時間の中で最大限の効果を目指すことを目的に、営業支援システムの導入を行いました。

次に、ルートセールス(配送業務を行いながら取扱品目の追加提案を行う営業部隊)業務の課題としては、1日の大半が移動時間であったことでした。また、それに伴う配送業務に関しては、車両リース代、保険費、燃費といったコスト面にも課題がありました。

その対策として、安全担保しつつ配送効率化、コスト減を目指す目的で、Cariotを導入していただきました。

導入にあたり、

  • 現場も含めて使えるか?
  • 効果を出すように使いきれそうか?
  • 既存資産とのシステム的な連携が可能か?

など、さまざまな点を考慮いただいた上で、導入をご決定いただきました。

2-2.導入効果と今後の展開

導入の初期段階ということで、まずは、事実の把握と次の打ち手の基盤の整備を、弊社も一丸となって行わせていただいております。

その中で、まずはリスク運転の把握、その結果を受けてリスク運転上位者への指導、注意喚起を行った結果、危険運転回数の減少が見られました。それに伴い、安全運転実現により燃費の向上も見られました。

さらに、走行実績および拠点情報から最適な訪問ルートを設定し、配送時間短縮への取り組みとして、20%程度の改善効果も見込めるという現状をご説明いただきました。

今後も、「限られた接触時間」を最大活用する事をテーマに、営業支援システム、そしてCariotの連携、活用を推進いただくという展開もお話しいただきました。

セミナーの最後には、参加者の方々からも多数質問をいただき、お時間の許す限りではありましたが、ご回答いただきました。
また、当日参加いただいた方の中で、アンケートにもご回答いただけた方には、当日使用した資料も、特別に配布いたしました。

以上、今回のセミナーレポートとなります。
 
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからもCariotは、より便利に使っていただくための機能の開発を進めてまいります。
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