2020年リリース!Cariotの新機能・機能アップデート総まとめ〜お客様の声を形に。モビリティ業務最適化を実現する新機能&機能改善〜

製品パンフレット

Cariotの機能、料金パッケージなどが掲載されたパンフレットです。 Cariotを導入することで何ができるようになるのか、具体的にどう変わるのか、ユースケースごとにご紹介しています。

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こんにちは。Cariot(キャリオット)ブログ編集部です。

Cariotでは、お客様からのご意見をもとに日々、便利な機能・新機能の開発とリリースを行っています。2020年も、Cariot導入企業の皆様や今後導入を検討されている皆様がより便利で快適にご活用いただけるよう、さまざまな機能の追加と既存機能のアップデートを行いました。

2020年最後のブログ記事となる今回は、今年1年の振り返りとして、2020年にリリースした「Cariotの新機能とアップデート情報」についてお伝えします。

【目次】
1月:パイオニア製ドライブレコーダーをデバイスラインアップに追加
3月:ルート最適化機能をリリース
    走行データ分析(重ね合わせ)機能をリリース

4月:配送計画機能をリリース
5月:ルート最適化機能をアップデート(最適ルートを地図上に表示)
    運行予定/実績機能をアップデート(時間帯の表示が変更可能に)

6月:配送計画に編集機能&コピー機能を追加
    走行データに速度マップを追加

7月:Cariotモバイルアプリの機能強化(アラート機能、走行ステータス編集機能を追加)
8月:配送計画に予実レポート出力機能を追加
    エリアマップで拠点内の車両数の把握が可能に

9月:ルート最適化機能が複数走行に対応/レポート機能がさらに便利に
    訪問自動記録機能をリリース

11月:駐車イベントマップの機能を強化

 

1月:パイオニア製ドライブレコーダーをデバイスラインアップに追加

パイオニア株式会社の通信型ドライブレコーダー端末「TMX-DM02-VA」を車載デバイスのラインアップに追加しました。

GPS(みちびき対応※)、3軸Gセンサー取得、速度測位機能を搭載した本端末を車両に設置することでCariotサーバーと連携し、取得した車両の位置情報・動画データをCariotシステムの地図上でリアルタイム情報として確認・把握することができます。
本デバイスでは、急加速・急減速・急ハンドルなどの危険運転が行われると、警告音だけでなく、音声と画面でも表示してドライバーに注意を促す機能を搭載しています。

※みちびきとは
みちびき(準天頂衛星システム)とは、準天頂軌道の衛星が主体となって構成されている日本の衛星測位システムのこと(https://qzss.go.jp/overview/services/sv01_what.html

 

3月:ルート最適化機能
走行データ分析(重ね合わせ)機能をリリース

■ルート最適化機能をリリース
AIを活用したラストワンマイルの配送ルートを算出する「ルート最適化機能」をリリースしました。
Cariotで収集・蓄積した実際の走行データとAIが分析・提示する最適なルートを比較することで、配送・訪問ルートを見直し、より最適なルート設計ができるようになります。

■走行データ分析(重ね合わせ)機能をリリース
走行ルートの分析をさらに効率的に行うことができる「走行データ分析機能」をリリースし、複数車両の走行ルートを地図上で重ね合わせて表示できるようになりました。
拠点間で担当エリアが重複していないか、担当エリア外への走行が発生していないかの確認、非効率な走行の洗い出しや適切適正な担当ルートの割り振りなどにご利用いただけます。
また、非効率な走行ルートを絞り込んだ上で、「ルート最適化」機能を利用し最適なルート設計を行うことで、業務効率化・生産性向上を実現します。

 

4月:配送計画機能をリリース

「どのような順番で、いつまでに目的地に到着すべきか」という「配送計画」を、Cariot上で作成できる「配送計画機能」をリリースしました。
アップデート後は、管理画面上にルートごとの「各車両の現在の状況」がリアルタイムで表示されるようになり、事前の計画通りに運行できているかどうかを簡単に確認することができます。

また、「ルート最適化機能」から導いた最適なルートを配送計画に反映することで、さらに効率的な計画にブラッシュアップすることができます。

 

5月:ルート最適化機能、運行予定/実績機能のアップデート

■ルート最適化機能をアップデート(最適ルートを地図上に表示)
2020年3月にリリースした「ルート最適化機能」をアップデートし、実際の走行ルートと最適化ルートを地図上で表示・比較できるようアップデートしました。
実走行ルートと最適なルートが視覚的に比較しやすくなったことで、これまで検討に時間がかかっていた走行ルートの改善策の立案を、よりスムーズに行うことができます。また、ドライバーのルート設計スキルや経験の差による生産性のばらつきが生じる問題も解消できるようになります。

■運行予定/実績機能をアップデート(時間帯の表示が変更可能に)
「運行予定/実績機能」は、「どの車両がいつ利用できるか」、「どの車両がどのくらい利用されているか」を可視化し、稼働状況の確認や予約・無断利用の把握、車両台数の適正化による利用効率アップやコスト削減に向けた取り組みや施策立案に活用できる機能です。

2020年5月に実施したアップデートでは、「8:00-19:00」で固定表示していた時間の表示範囲を、お客様に合わせてカスタムできるよう改善し、より幅広い時間帯が表示できるようになりました。早朝や夜間の運行・配送を行う場面など、車両利用管理業務の効率化にご活用いただけます。

 

6月:配送計画機能に編集&コピー機能を追加
走行データに速度マップを追加

■配送計画に編集機能&コピー機能を追加
2020年4月にリリースした「配送計画機能」をアップデートし、登録した配送計画情報をCariotの管理画面上で直接、登録・編集・削除ができるよう改善しました。さらに、既存の配送計画をコピーし、別の配送計画を作成できる機能も追加したことで、白紙状態から配送計画を作成する必要がなくなりました。
なお、従来どおりExcelファイルをインポートして配送計画を作成することも可能です。

■走行データに速度マップを追加
「走行データ機能」は、「いつ・どこを・どのような速度で走行し、どこで・どの程度の時間、滞在したか」という、車両の走行履歴の詳細を確認することができる機能です。

2020年6月のアップデートでは、画面の地図上で表示される走行軌跡を速度毎に色分けして表示すると同時に、ルート内の車両走行速度も同じ地図上で確認できるよう機能の改善を行い、稼働中の車両がどのくらいの速度で走行しているかのデータを視覚的に把握・取得できるようになりました。
なお、表示の切り替え設定をしていただくことで従来どおりの表示に戻すことも可能です。
危険運転が発生しがちな地点の把握や安全管理、ドライバーの教育などにご活用ください。

 

7月:Cariotモバイルアプリの機能強化(アラート機能、走行ステータス編集機能を追加)

2020年7月にCariotのモバイルアプリに追加された「アラート機能」は、あらかじめ業務開始/終了時間を設定・登録することで、業務開始/終了アラートのプッシュ通知を自動送信する機能です。データの取得漏れを防止し、ドライバーや営業スタッフの業務管理や労務管理など幅広い業務で正確な業務ステータス管理が行えるようになります。

本アップデートでは、ドライバー側から休憩・実車・空車・待機などのステータスを登録できるCariotモバイルアプリ限定の「走行ステータス機能」に、編集機能を追加しました。
アップデート以前は、登録した走行ステータスを過去にさかのぼって編集することはできませんでしたが、アップデート後は、過去をさかのぼって編集・修正が可能となり、より正確な業務ステータスが取得できるようになりました。

 

8月:配送計画に予実レポート出力機能を追加
エリアマップで拠点内の車両数把握が可能に

■配送計画機能のレポート出力に対応
2020年8月には「配送計画機能」に「予実レポート出力機能」が追加されました。
本機能が追加されたことで、登録した配送計画と実際の走行データから、計画の実績をまとめて比較できるレポートの作成と出力ができるようになりました。
遅延が発生しやすい箇所の洗い出し、日別・月別・曜日別での実績の比較など、配送計画の予実分析・報告業務にご活用いただけます。

■エリアマップで拠点内の車両数の把握が可能に
リアルタイムで更新される車両の位置情報を地図上で確認できる「エリアマップ機能」をアップデートしました。これによって、あらかじめ設定された拠点内に、”現在、滞在している”、もしくは、“過去のある地点に滞在していた”など、車両数を確認することができるようになり、「特定エリア内に存在する/存在した車両数」や「特定箇所に車両が滞留していないかどうか」が可視化できるようになりました。

 

9月:ルート最適化機能が複数走行に対応
  レポート機能がさらに便利に 訪問自動記録機能をリリース

■ルート最適化機能が複数走行に対応
「ルート最適化機能」をリリースした当初は、ひとつの走行実績に対しての最適化ルートしか算出されていませんでしたが、2020年9月に実施した機能アップデートにより、最大20件の走行データの最適化ルートを確認できるようになりました。
また、ルート最適化の履歴を残す機能も追加されたことで、過去に作成・保存されたシミュレーション結果の共有や最適な走行ルートの検討が行いやすくなりました。

■レポート機能がさらに便利に
「レポート機能」は、Cariotの強みである「リアルタイム性」を生かし、自動で取得したデータから、走行・滞在データ、登録した車両情報やドライバー情報などさまざまなレポートを柔軟に作成できる機能です。

本アップデートでは、レポート作成業務の負担をさらに軽減するため、Cariotを導入いただいている企業様・事業所様が使うことの多い項目を「集計オブジェクト」として追加しました。また必要な集計データを簡単に呼び出すことができるよう機能の改善を行いました。
これによりレポート作成工数をさらに圧縮し、創出した時間をデータ分析や施策の検討に当てるようになります。

■訪問自動記録機能をリリース
Cariotで「訪問記録」を確認するには、取引先への訪問の順番や、どの取引先にどの車両が訪問するかの登録など事前の設定が必要でしたが、訪問先が決まっている営業活動や配送業務を行っている企業様から「活動記録をCariotで取得したい」とのご要望をいただいていました。
そこで、あらかじめ登録した取引先へ「到着/出発/滞在時間」などの訪問実績を自動で記録できる「訪問自動記録機能」をリリースしました。

本機能のリリースと同時に、Cariotのモバイルアプリ限定機能として、取引先への訪問が確認された段階でチェックインの確認通知が配信される「チェックイン機能」もリリースしました。

ドライバーの動きを正確な数値として捉えることで、業務内のムリ・ムダの洗い出しや、生産性向上に向けた施策の検討のために、本機能をご活用いただけます。

 

11月:駐車イベントマップの機能を強化

駐車イベントマップ」とは、事前に設定をしなくても車両が「どこで/どの程度」、「駐車/滞留しているか」の情報を記録・確認できる機能です。車両名・開始/終了時刻、駐車時間範囲など、項目ごとの絞り込みが可能です。取得したデータはレポートとして出力ができます。
本機能で取得するデータはこれまで、5分未満の停車時間をカウントができないケースがありましたが、アップデートにより3分以上の停車時からのデータが取得できます。
より精度の高いデータの取得が可能になった本機能を、ドライバーの労働時間や休憩/待機時間の分析と改善に向けた施策立案などにご活用ください。

Cariotはこの他にも、お客様の業務効率化・生産性向上をサポートするさまざまな機能をご用意しています。
詳しくはCariotのWebサイト内にある「機能」ページをご覧ください。

本年も、年末のご挨拶をさせていただく季節となりました。
2021年も、Cariotではお客様からのご要望にお応えするため、新機能のリリースや既存機能の改善を行ってまいります。
来年も引き続き、モビリティ業務最適化クラウドCariotをご愛顧いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
 
 
※本記事の情報、及び画像は、記事作成時点のものです。詳しくは最新の情報をご確認ください。

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