【セミナーレポート】運輸デジタルビジネス協議会主催のTDBC Forum 2020-WG05A「あらゆるデバイスに対応するAPIベースの位置情報管理プラットフォーム実現」に参加しました。

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こんにちは。Cariot(キャリオット)ブログ編集部です。

今回は、2020年6月19日に開催されました運輸デジタルビジネス協議会主催のTDBC Forum 2020において、Cariotが参加させていただいたワーキンググループ(以下WG)05A「あらゆるデバイスに対応するAPIベースの位置情報管理プラットフォーム実現」のオンラインセミナーのレポートをさせていただきます。

【目次】
1.運輸デジタル推進協議会について
2.あらゆるデバイスに対応するAPIベースの位置情報管理プラットフォーム実現について
 

1.運輸デジタル推進協議会について

Cariotがサポート会員として参加をしている、運輸デジタル推進協議会(通称TDBC)についてご紹介します。
運輸デジタル推進協議会は、2016年8月に設立され、運輸業界とICTなど多様な業種のサポート企業が連携し、デジタルテクノロジーを利用することで運輸業界を安心・安全・エコロジーな社会基盤に変革し、業界・社会に貢献することを目的として設立されました。

一般社団法人 運輸デジタルビジネス協議会

Cariotは、設立後の早い段階から協議会にサポート会員として参加し、これまでワーキンググループ等を通じて、運輸事業者の皆様と業界課題の解決の議論に取り組んでいます。

TDBCでは1年に1回、そのワーキンググループの取り組みをフォーラムで発表しています。今回は、そのフォーラムのなかでCariotが取り組んできた内容をご紹介します。

<図:TDBC Forum 2020 ワーキンググループの一覧>

 

2.あらゆるデバイスに対応する
APIベースの位置情報管理プラットフォーム実現について

Cariotが参加しているのは、「WG05A あらゆるデバイスに対応するAPIベースの位置情報管理プラットフォーム実現」になります。こちらのワーキンググループには、以下企業の方々が参加されています。

<出典:TDBC Forum 2020  WG05A講演資料より>

会のリーダーである首都圏物流様とサブリーダーのグローバルワイズ様のもと、Cariotはパートナー会員として参加させていただきました。

本ワーキンググループの目的と背景は以下のとおりです。

【WG05Aの目的】
荷主と運輸事業者のデジタル導入の負荷軽減と、デジタル活用による業務の生産性の向上、働き方の改革、収益性の向上から投資を強化することで、荷主と運輸事業者の成長のサイクルを促進

【WG05Aの課題と背景】
荷主と運輸事業者目線での課題は、

  • デジタルにおける初期導入コスト・運用コストが共に高い
  • 荷主目線では、運輸事業者ごとでデジタルの仕様が異なるため、一元管理が難しい
  • 運輸事業者目線では、荷主ごとでデジタルの仕組みが異なり業務が様々、協力業者の導入している機器が様々で一元管理が難しい

【課題が生まれる原因】
上記課題が生まれる原因は、荷主や運輸事業者の業務が標準化されていないこと、また各社が導入しているデジタルの仕組みが異なり、標準化されていないためです。

そのため、ワーキンググループ05Aでは、以下の取り組みを実施することになりました。

【WG05Aの取り組み】
あらゆるデバイスに対応するAPIベースの位置情報管理プラットフォームを構築する

【実施概要】
期間:2020年3月16日(月)~3月31日(火)
車両:トヨタ自動車、首都圏物流、真和工業
機器:トランストロン、矢崎エナジーシステム、データ・テック、フレクト、日本システムウエア、スマートドライブ、パスコ

検証内容:
①さまざまなデジタコや動態管理システムのデバイスを検証車両に設置
②設置したデバイスから送られてきた情報を各システムからプラットフォームに転送
③プラットフォームにて取得情報の正規化と標準化の実施
④プラットフォームでの必要情報の表示と活用
⑤プラットフォーム以外のシステムでの情報の再活用

Cariotは上記の検証内容のうち、①②⑤に参加しました。

<出典:TDBC Forum 2020  WG05A講演資料より>

【今後の展望】

  • 各サービス提供者の共通仕様化
  • 取得情報の頻度の共通化
  • データ量に耐えうるプラットフォームの構築

TDBCでは、引き続きワーキンググループで本取り組みを継続していく予定です。
Cariotは引き続きワーキンググループに協力し、業界課題の解決に取り組みます。

以上、今回のセミナーレポートとなります。
DXを推し進め、業務効率を向上させることで、社会から求められる「インフラとしての物流」への期待と責任に応えるべく、Cariotも引き続きより良いサービスのご提供に努めます。
 
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからもCariotは、より便利に使っていただくための機能の開発を進めてまいります。
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