2026年最新版!運転日報を自動作成できる車両管理システム比較|アルコールチェック・点検・車両予約まで比較

Cariotの運転日報
運転日報の作成を義務付ける法律と対象の事業者、記載が必要な項目などについて解説した資料です。
「運転日報を手間をかけずに作るにはどうしたらいい?」「日誌はつけているけどこれでいいのか不安…」という方におすすめです。

こんにちは。Cariot(キャリオット)ブログ編集部です。
紙やExcelで運転日報を管理していると、記入漏れの確認、回収、保管、集計まで、想像以上に手間がかかります。さらに最近は、運転日報だけでなく、アルコールチェック記録、日常点検、共有車の予約、保存・検索まで含めて、日々の業務を効率的にしたいという企業も増えてきています。
しかし、ここで選ぶべきシステムは1つとは限りません。というのも、運転日報だけを効率化したい企業と、アルコールチェックや日常点検、車両予約まで一元管理したい企業では、向いているサービスが異なるからです。
この記事では、公式サイトで確認できる情報をもとに、運転日報の自動化範囲と周辺機能の違いを整理しました。比較表で全体像をつかんだうえで、自社に合うタイプを見極めていきましょう。
なお、2026年時点では、安全運転管理者による酒気帯び確認の記録・1年間保存や、アルコール検知器を用いた確認、軽貨物事業者における安全管理の強化なども押さえておきたいポイントです。
1.まず比較したい方向け|運転日報を自動作成できる車両管理システム比較表
| サービス | 日報自動化の範囲 | スマホ運用 | GPS/ 車載デバイス連携 |
|---|---|---|---|
| Cariot | 1日の運転日報を自動で作成・収集・集計。アプリで写真や業務内容も補足可能 | ○ | スマホ・車載デバイスに対応 |
| SmartDrive Fleet | デバイス設置車両で走行するだけで運転日報を自動作成 | アプリ利用○ | 車載デバイス連携○ |
| SmartDrive Fleet Basic | アルコールチェック、運転日誌作成、日常点検をクラウドで一括管理 | ○ | スマホ中心 |
| D-Drive | スマホアプリのGPSから運転日誌を自動作成 | ○ | スマホGPS中心/車載機はオプション |
| FLEETGUIDE | 運転記録・運転日報/月報の作成を効率化 | ○ | 車載デバイス前提ではなく、アプリ・検知器連携中心 |
| ODIN動態管理 | スマホの位置情報・センサーで、ほぼ自動で運転日報を作成 | ○ | スマホGPS・センサー中心 |
| MobilityOne 安全運転管理 |
業務ステータス登録をもとに、運転終了後に日報を自動作成 | ○ | 専用車載機不要 |
| DRIVEBOSS | 訪問履歴と走行状況から日報を自動出力 | ○ | スマホ中心 |
| GO運転管理 | 運転日報作成に対応。自動化範囲は要確認 | ○ | 検知器・DRIVE CHART連携あり |
| Bqey | 運転日報の記録・一元管理に対応。自動作成範囲は要確認 | ○ | デジタルキー・検知器連携中心 |
| サービス | アルコールチェック 記録 |
点呼・日常点検 | 車両予約 |
|---|---|---|---|
| Cariot | ○ | 日常点検○/点呼運用は要件確認 | ○ |
| SmartDrive Fleet | ○ | 日常点検は関連機能あり | ○ |
| SmartDrive Fleet Basic | ○ | 日常点検○ | 要確認 |
| D-Drive | ○ | 点検○ | 要確認 |
| FLEETGUIDE | ○ | 点呼記録・日常点検○ | ○ |
| ODIN動態管理 | 要確認 | 要確認 | 要確認 |
| MobilityOne 安全運転管理 |
○ | 乗務前後点検○ | ○ |
| DRIVEBOSS | 連携案内あり | 安全運転管理○/点検は要確認 | 要確認 |
| GO運転管理 | ○ | 点呼○、日常点検○ | 要確認 |
| Bqey | ○ | 日常点検○ | ○ |
| サービス | 保存・出力 | 料金公開 | 向いている企業 |
|---|---|---|---|
| Cariot | PDF出力○ | 要問い合わせ | 日報、アルコールチェック、点検、共有車運用までまとめたい企業 |
| SmartDrive Fleet | CSV・Excel出力○ | 要問い合わせ | 走行データを活用して日報や車両管理を自動化したい企業 |
| SmartDrive Fleet Basic | 要確認 | 月額500円からの案内あり | 法対応や日常点検から小さく始めたい企業 |
| D-Drive | 1年半保存、出力○ | 要問い合わせ | 白ナンバー車両の安全運転管理をスマホ中心で進めたい企業 |
| FLEETGUIDE | 点呼記録CSV出力○ | 公開料金(月額150円/ID~) | アルコールチェック、予約、点検を低コストでまとめたい企業 |
| ODIN動態管理 | 1年保存、PDF・CSV出力○ | 月額1,500円/1ドライバー | 配送・軽貨物・訪問業務で日報自動化を優先したい企業 |
| MobilityOne 安全運転管理 |
CSV出力○ | 要問い合わせ | スマホだけでアルコールチェック・点検・日報・予約をまとめたい企業 |
| DRIVEBOSS | 要確認 | 要問い合わせ | 営業車・配送車の活動可視化と日報自動出力を重視する企業 |
| GO運転管理 | CSV出力○ | 料金ページあり | 点呼・アルコールチェック・法対応を優先したい企業 |
| Bqey | クラウド保管○ | 初期導入費用不要、月額は要問い合わせ | 予約・鍵管理・アルコールチェック・日報を一体化したい企業 |
※本表は、2026年4月時点で各サービスの公式サイトに掲載されている情報をもとに作成しています。
比較表で見るポイント
比較表を見るときは、単純に「日報が作れるかどうか」だけでなく、どこまで自動化されるのかを確認することが大切です。
同じ「運転日報のデジタル化」でも、走行データを取得して日報まで自動で作成できるもの、スマートフォン操作をもとに日報作成を支援するもの、日報の記録・保管を一元管理するものがあるためです。
また、2026年時点では、アルコールチェック記録、点呼・日常点検、車両予約、保存・出力も確認したいポイントです。日報だけを電子化しても、アルコールチェックや点検が紙のままだと、管理者は結局、別々の記録を確認・保管しなければなりません。
比較時は、「日報が作れるか」だけでなく、「関連する記録をまとめて管理できるか」も確認して、導入後の使いやすさを検討しましょう。Cariotのように、運転日報、アルコールチェック、点検、車両予約を一元管理できるタイプは、複数の管理業務が分散している企業にとって検討しやすい選択肢です。
2.運転日報を自動作成できる車両管理システムとは?
運転日報アプリ・車両管理システムとの違い
運転日報アプリは、日々の運転日報を作成・記録するためのツールです。紙やExcelで行っていた走行距離、利用者、訪問先、業務内容などの記録を、スマートフォンやクラウド上で管理しやすくします。
一方で、車両管理システムは、運転日報だけでなく、車両の位置情報、アルコールチェック、日常点検、車両予約、稼働実績、安全運転管理なども一緒に管理できるもののことをさす場合が多いです。
今回の比較テーマでは、単に日報をデジタル入力できるかではなく、日報がアルコールチェックや点検、車両利用の記録とつながっているかにも注目します。
紙・Excel運用で起こりやすい課題
紙やExcelで運転日報を管理している場合、ドライバーが現場で記録し、帰社してから指定のフォーマットに転記、提出し、管理者が回収して確認する流れになることが多いようです。この運用では、次のような課題が起こりやすくなります。
- 記入漏れや入力ミスが起きる
- 提出・回収の確認に時間がかかる
- 月次集計も手作業になる
- アルコールチェックや車両の日常点検の記録と別管理になる
- 過去の記録を探しにくい
- 監査や社内確認時に資料をそろえにくい
特に、アルコールチェックや車両の日常点検が、運転日報と別ファイル・別帳票で管理されている場合、あとから「誰が、いつ、どの車両を使い、どの確認を行ったのか」を追うのに手間がかかります。
そのため、運転日報の自動化を考える際は、単に入力の手間を減らすだけでなく、記録全体をつなげて管理できるかを確認することが重要です。
運転日報特化型と車両管理一体型の違い
運転日報を効率化するシステムは、大きく分けると「運転日報特化型」と「車両管理一体型」があります。
運転日報特化型は、手書きやExcel入力の負担を減らしたい企業に向いています。走行距離や訪問先、運転時間などを記録しやすくし、日報作成や集計を効率化することが主な目的です。
一方、車両管理一体型は、運転日報に加えて、アルコールチェック、日常点検、車両予約、鍵管理、安全運転管理までを一元管理したい企業に向いています。
自社が解決したいのが「記入の手間」なのか、「管理の分断」なのかを先に検討しておくと、選ぶべきサービスを探しやすくなります。
3.運転日報の自動作成で効率化できること
記入漏れ・入力ミスを減らせる
運転日報を手書きやExcelで作成していると、訪問先、走行距離、出発・到着時刻などをあとから思い出して入力することになります。この運用では、どうしても記入漏れや入力ミスが起こりやすくなります。
そこで、走行データや位置情報を活用して日報を作成できるシステムを使うと、こうした手入力の負担を減らしやすくなります。特に、訪問件数が多い営業車や、移動回数が多い配送車や送迎車では、記憶に頼った入力を減らせるメリットがあります。
回収・確認・集計の手間を減らせる
紙やExcelで運転日報を管理している場合、管理者は回収、未提出確認、内容確認、月次集計までを手作業で行うことになります。
日報がクラウドに集まり、月報や帳票出力まで対応できる製品であれば、管理者側の確認作業を効率化しやすくなります。未提出者へのアラートや承認フローがあるサービスを選ぶと、確認漏れや追いかけ作業も減らしやすくなります。
アルコールチェックや点検記録もまとめて管理しやすい
運転日報だけを電子化しても、アルコールチェックや日常点検が紙のままだと、管理業務全体はあまり軽くなりません。日報とアルコールチェック、日常点検を同じシステムで扱えると、「誰が、いつ、どの車両を使い、運転前後にどの確認をしたか」を追いやすくなります。
Cariotでは、運転日報、アルコールチェック、日常点検、車両予約、車両情報管理、免許証などの期限管理、安全運転管理などをまとめて扱えるため、日報だけでなく周辺業務まで含めて整えたい企業に向いています。Cariotの運転日報機能については、Cariot「運転日報」ページで確認できます。
管理者が検索・保存しやすくなる
運転日報を紙で保管していると、過去の記録を探すだけでも時間がかかります。また、事故対応、社内監査、法令対応の確認などで記録を提出する必要が出た場合、帳票の検索性や出力形式が重要になります。
CSVやPDF出力、クラウド保存に対応しているシステムであれば、必要な記録を探しやすくなります。比較時は、保存期間、検索性、出力形式も確認しておきましょう。
4.比較前に押さえたい法令対応と記録管理のポイント
白ナンバー事業者が押さえたいアルコールチェック記録
安全運転管理者を置く事業所では、運転前後の酒気帯び確認、その内容の記録と1年間の保存が求められます。さらに、アルコール検知器を用いた確認と、検知器を常時有効に保持することも求められています。
そのため、車両管理システムを選ぶ際は、単に「アルコールチェックに対応しているか」だけでなく、次のような点も確認したいところです。
- 記録をクラウドで1年間保存できるか
- 未実施者を確認できるか
- 測定結果を手入力するのか、Bluetooth等で連携し、自動保存できるのか
- 記録をあとから検索・出力できるか
- 直行直帰や複数拠点でも運用しやすいか
運転日報とアルコールチェックを同じ仕組みで管理できると、記録の照合や保管の負担を減らしやすくなります。
運転日報とアルコールチェックを別管理にしない重要性
実務では、確認者名、運転者名、車両情報、確認日時、確認方法、酒気帯びの有無、指示事項などを、あとから確認できる形で残しておくことが重要です。対面が難しい場合の確認方法などは、警察庁の安全運転管理者制度に関するQ&Aでも整理されています。
これらの情報を運転日報と別管理にしていると、あとから照合する負担が大きくなります。日報、アルコールチェック、日常点検、車両利用記録をつなげて管理できるシステムの方が、管理者の確認業務を効率化しやすいでしょう。
配送・軽貨物事業者が確認したい安全管理の視点
配送・軽貨物業務でシステムを使う場合は、運転日報の自動化だけでなく、業務記録や事故記録の管理にも注意が必要です。
国土交通省は、貨物軽自動車運送事業者に対して、貨物軽自動車安全管理者の選任・講習受講、毎日の業務開始・終了地点や業務に従事した距離等の記録作成と1年間保存、事故記録の作成と3年間保存などを定めています。制度の概要は、貨物軽自動車運送事業者の安全対策強化【国土交通省】で確認できます。
軽貨物事業者がシステムを選ぶ場合は、運転日報を作れるかだけでなく、記録を残しやすいか、あとから確認しやすいか、事業者としての安全管理に活用しやすいかまで見ておくとよいでしょう。
参考:貨物軽自動車運送事業者の安全対策が強化されました【国土交通省】
5.運転日報を自動作成できる車両管理システムの選び方
日報だけ効率化したいのか、周辺業務までまとめたいのか
まず切り分けたいのは、解決したい課題が「運転日報作成の負担」なのか、「車両管理全体の分断」なのかです。紙やExcelでの運転日報をやめたいだけであれば、日報作成の自動化の範囲が広い製品から検討するとよいでしょう。
一方で、アルコールチェック、日常点検、車両予約、車両情報管理、免許証などの期限管理、安全運転管理まで見直したい場合は、車両管理一体型のシステムが向いています。Cariotのように複数の記録を一元管理できるサービスは、日報だけでなく周辺業務の分断も見直したい場合に検討しやすい選択肢です。
スマートフォンだけで運用したいのか、車載デバイスも活用するのか
スマートフォン中心のサービスは、導入しやすく、直行直帰や複数拠点の運用にも取り入れやすい点がメリットです。一方、車載デバイスを活用するサービスは、走行データの取得や安全運転分析、稼働状況の把握まで広げやすい傾向があります。
営業車の共有利用が多いのか、配送車のように日々の走行量が多いのかによっても、向いている方式は変わります。既に社員に業務用スマートフォンを配布しているかによっても、導入の難易度は変わってきます。
アルコールチェック・点呼・点検まで一体化したいか
安全運転管理者の業務まで見直したい場合は、アルコールチェック記録だけでなく、点呼、日常点検、未実施アラート、帳票出力まで確認しておきたいところです。
特に、直行直帰や遠隔地の拠点がある企業では、スマートフォンでの記録や遠隔確認のしやすさが重要になります。
管理者が見やすく、現場が使いやすいか
システム選定では、管理者側の機能だけでなく、ドライバー側の使いやすさも重要です。現場にとって入力が難しかったり多すぎたりすると、結局あとから手直しが増えたり、運用が定着しなかったりします。
導入コストと運用負荷が見合うか
車両管理システムは、初期費用、月額費用、デバイス購入・設置費用、必要アカウントの考え方、最低利用条件などがサービスごとに異なります。
料金だけで判断するのではなく、現在の紙・Excel運用でどれくらいの確認・集計時間がかかっているかとも比較することが大切です。料金が公開されていないサービスは、運用イメージや必要機能を整理したうえで問い合わせると、自社に合うプランを提供元が提示してくれるので、検討しやすくなります。
確認したいポイントとしては、スマートフォンで簡単に入力できるか、アルコール検知器と連携できるか、未提出や未実施が管理者がわかりやすいか、CSVやPDFで出力できるか、現場の利用フローに無理がないかなどがあります。
6.運転日報を自動作成できる車両管理システムおすすめ比較
ここからは、運転日報の自動作成や日報管理の効率化に関連するサービスを紹介します。各サービスの機能・料金・対応範囲は変更される場合があるため、最新情報は各公式サイトで確認してください。
Cariot
向いている企業
運転日報だけでなく、アルコールチェック、日常点検、車両予約、安全運転管理まで含めて、社用車運用全体を見直したい企業に向いています。
主な特徴
Cariotは、1日の運転日報を自動で作成・収集・集計できる車両管理システムです。スマートフォンで撮影した給油レシートや伝票写真を添付したり、訪問先での業務内容を記録したりすることもできます。日報や月報、点検記録などはPDFとして作成・出力できます。
また、AI機能Cariot Copilotを活用することで、走行データや危険運転データなどを簡単に集計・分析でき、作業工数を大幅に削減できます。
日報自動化の範囲
運転時間、走行距離、走行軌跡、出退勤、アルコールチェック実施有無などを日報に集約できます。必要に応じて、業務内容の記載や写真を添付できるため、管理者の確認・保管・検索の手間を減らしやすいシステムです。PDFで出力することも可能で、レイアウトは管理者があらかじめテンプレートとして決めておくことができます。
対応機能
運転日報、アルコールチェック、日常点検、車両予約、デジタル車両管理台帳、免許証などの期限管理、安全運転管理、モバイルアプリ、車載デバイス連携などに対応しています。
注意点
料金は公式サイト上で詳細公開されていないため、要問い合わせです。また、点呼運用まで含めて設計する場合は、自社の業務要件に合わせて確認するとよいでしょう。
こんな企業におすすめ
「日報だけでなく、アルコールチェックや点検も一緒に管理したい」「共有車の予約や利用実績もまとめて見たい」という、車両に関する業務を一元管理したい企業に向いています。
SmartDrive Fleet / SmartDrive Fleet Basic
向いている企業
走行データを活用して運転日報を自動化したい企業、またはアルコールチェックや日常点検などの法令対応から小さく始めたい企業に向いています。
主な特徴
SmartDrive Fleetは、デバイスを設置した車両で走行するだけで運転日報を作成できる機能を持つ車両管理システムです。SmartDrive Fleet Basicは、スマートフォンでアルコールチェック、運転日誌作成、日常点検をクラウド上で一括管理できるサービスとして案内されています。
日報自動化の範囲
SmartDrive Fleetでは、デバイスを設置した車両で走行することで、運転日報を作成できます。一方、SmartDrive Fleet Basicは、法令対応や運転日誌作成の一括管理に適したサービスとして捉えると比較しやすいでしょう。
対応機能
SmartDrive Fleetは、運転日報、アルコールチェック、車両予約、業務ステータス、アプリ利用などに対応しています。アルコールチェックでは、スマートフォンやタブレットで記録でき、Bluetoothによる測定値の自動反映にも対応しています。
注意点
SmartDrive FleetとSmartDrive Fleet Basicでは、備えている機能範囲や導入目的が異なります。日報自動化を重視する場合はFleet、まずは法令対応や日常点検から始めたいという場合はBasicを含めて比較するとよいでしょう。
こんな企業におすすめ
走行データを活用して社用車管理を高度化したい企業、またはアルコールチェック・日常点検から段階的に整えたい企業に向いています。
D-Drive
向いている企業
白ナンバー車両の安全運転管理を、スマートフォン中心で進めたい企業に向いています。
主な特徴
D-Driveは、スマートフォンアプリのGPSで取得した運行記録から、運転日誌を自動作成できるサービスです。アルコールチェック結果、運転日誌、点検・給油情報をクラウドシステムで一元管理できます。専用アルコール検知器を活用すると、アルコールチェック結果と検査時の顔写真も自動保存できます。
日報自動化の範囲
スマートフォンアプリの操作と位置情報をもとに、走行距離や運転時間を自動算出し、運転日誌を作成できます。作成した運転日誌はクラウドに1年半保持されます。
対応機能
アルコールチェック、運転日誌、車両点検、給油記録、承認フロー、車両稼働状況の表示に対応しています。
注意点
料金は要問い合わせです。車両予約機能については、公開情報だけでは確認できませんでした。
こんな企業におすすめ
アルコールチェックと運転日誌を一体で管理したい企業や、車載デバイスなしでスマートフォン中心の運用から始めたい企業に向いています。
FLEETGUIDE
向いている企業
アルコールチェック、点呼記録、日常点検、車両予約、日報・月報作成をまとめて効率化したい企業に向いています。
主な特徴
FLEETGUIDEは、株式会社オートバックスセブンが提供する法人向けのクラウド型車両管理サービスです。機能一覧では、酒気帯び通知、点呼記録のCSV出力、免許証確認、車両メンテナンス記録、日常点検設定、運転記録、運転日報・月報自動作成、車両予約などが案内されています。
日報自動化の範囲
公式サイトでは、運転記録・運転日報/月報自動作成に対応していることが案内されています。アプリや管理者用クラウドを活用し、日報・月報作成を効率化するサービスとして比較できます。
対応機能
アルコールチェック、点呼記録CSV出力、日常点検設定、車両予約、免許証確認、メンテナンス記録などに対応しています。
注意点
GPSや車載デバイスを使った走行データ自動取得の詳細範囲は、公開情報だけでは細かく比較しにくいため、導入前に確認するとよいでしょう。また、複数のプランがあるので、自社に必要な機能はどのプランに含まれているかも要確認です。
こんな企業におすすめ
アルコールチェックや日常点検、車両予約も含めて、低コストで車両管理業務を整えたい企業に向いています。
ODIN動態管理
向いている企業
配送、訪問、軽貨物など、移動や作業の記録をできるだけ自動化したい企業に向いています。
主な特徴
ODIN動態管理は、スマートフォンの位置情報を活用した動態管理サービスです。公式サイトでは、ほぼ自動で法律に準拠した運転日報を作成できると案内されており、配送業務や訪問業務との相性が高いサービスです。
日報自動化の範囲
スマートフォンの位置情報やセンサーを活用し、移動、待機、作業、休憩などを記録して日報化できます。PDF・CSV出力や1年間保存にも対応しています。
対応機能
位置情報記録、自動日報、メッセージ機能、配送先管理、車両管理、勤怠管理などに対応しています。
注意点
アルコールチェック、日常点検、車両予約の対応については、今回確認した公開情報だけでは明確に確認できませんでした。日報自動化や動態管理を優先する企業向けの色合いが強いサービスです。
こんな企業におすすめ
配送・軽貨物・訪問業務で、ドライバーの日報入力をできるだけ減らしたい企業に向いています。料金は、公式サイトで月額1,500円(税込)/1ドライバー、初期費用・管理画面利用料は無料と公式情報で案内されています。
MobilityOne 安全運転管理
向いている企業
スマートフォンだけで、アルコールチェック、車両点検、運転日報、車両予約までまとめて管理したい企業に向いています。
主な特徴
MobilityOne 安全運転管理は、ドライバーがスマートフォンでアルコールチェック、車両点検、運転日報・月報の記載・報告を行えるシステムです。専用の車載デバイスを新たに導入しなくても使える点が特徴です。
日報自動化の範囲
地点ごとにステータスを登録し、運転終了後に日報を自動作成できます。クラウドに記録を反映し、未提出者への提出促進アラートやCSV出力にも対応しています。
対応機能
アルコールチェック、乗務前後点検、運転日報・月報、車両予約、スマートフォンアプリ、管理者用ダッシュボードに対応しています。車両予約についても、スマートフォンから予約、変更、キャンセルができると案内されています。
注意点
料金は要問い合わせです。利用条件や対象規模は、導入前に確認するとよいでしょう。
こんな企業におすすめ
車載機の追加導入はできるだけ避けながら、スマートフォン中心で安全運転管理業務を効率化したい企業に向いています。
DRIVEBOSS
向いている企業
送迎車や配送車、訪問営業の活動可視化、運行記録のデジタル化、日報自動出力を重視する企業に向いています。
主な特徴
DRIVEBOSSは、パナソニックグループが提供するシステムです。3つの業種ごとのサービスがあり、訪問履歴と走行状況から詳細な日報を自動出力できると案内されています。
日報自動化の範囲
スマートフォンアプリで業務開始操作を行い、訪問先への到着判定、滞在時間、走行距離などを記録できます。日報には対象車両の走行履歴も表示され、過去にさかのぼって確認できます。
対応機能
業務見える化、安全運転支援、運転レポート、日報自動出力などに対応しています。アルコールチェックについては、過去に機能強化の案内があるため、最新の提供状況は導入時に確認するとよいでしょう。
注意点
料金は要問い合わせです。点検や車両予約の対応範囲は公開情報だけでは確認しきれませんでした。また、サービスごとに提供機能が異なるかどうかも要確認です。
こんな企業におすすめ
営業活動の見える化と日報作成をつなげたい企業、運転状況を把握して安全運転支援にも活用したい企業に向いています。
GO運転管理
向いている企業
点呼、アルコールチェック、日常点検、法令対応を優先して整えたい企業に向いています。
主な特徴
GO運転管理は、点呼、アルコールチェック、運転日報作成、日常点検などをアプリで一元管理できるサービスです。自動点呼、遠隔点呼、電話点呼、対面点呼に対応しており、企業の運用に合わせて点呼方法を選べます。
日報自動化の範囲
公式サイトでは運転日報作成に対応していることが確認できます。ただし、公開情報だけでは、どこまでが自動作成で、どこからが入力・作成支援なのかを明確に判断しにくいため、本記事では「運転日報作成に対応」として扱います。
対応機能
点呼、アルコールチェック、運転日報作成、日常点検、勤怠管理、CSV出力、自動点呼、遠隔点呼などに対応しています。
注意点
「日報自動作成」を最優先に探す場合は、日報作成の自動化範囲を個別に確認した方がよいでしょう。一方、点呼やアルコールチェックを含めた法令対応を重視する企業には比較価値があります。
こんな企業におすすめ
運転日報だけでなく、点呼・アルコールチェック・日常点検を含めて法令対応を整えたい企業に向いています。
Bqey
向いている企業
共有車の予約、鍵管理、アルコールチェック、日常点検、運転日報をまとめたい企業に向いています。
主な特徴
Bqeyは、車両予約、デジタルキー、アルコールチェック記録、日常点検記録、運転日報、稼働状況など、社用車に関わる作業を1つにまとめられるサービスです。スマートフォンを鍵として使えるため、物理鍵の受け渡し負担を減らしやすい点も特徴です。
日報自動化の範囲
公式サイトでは、運転日報や運行記録をクラウドで管理できることは確認できます。ただし、今回確認した公開情報だけでは、他サービスのように「日報を自動作成」と明確に断定できる表現までは確認できませんでした。そのため、本記事では日報の記録・一元管理に強いサービスとして位置づけています。
対応機能
車両予約、デジタルキー、アルコールチェック記録、アルコール・インターロック、運行記録、日常点検記録、稼働状況管理などに対応しています。アルコールチェックについては、3年間のデータ保管、自動写真撮影、異常検知時の車両利用制御などが案内されています。
注意点
初期導入費用不要と案内されていますが、月額費用の詳細は要問い合わせです。また、運転日報の自動作成範囲は導入前に確認したいポイントです。
こんな企業におすすめ
「アルコールチェックと日報が別管理になっている」「共有車の予約や鍵の受け渡しもまとめて見直したい」という企業に向いています。
AI-Contact フリート
向いている企業
まずは無料で運行管理やアルコールチェック記録の電子化を始めたい企業に向いています。
主な特徴
AI-Contact フリートは、無料で社用車の運行管理、動態管理、車両管理、アルコールチェックを含む点呼記録を電子運用できる運行管理システムです。公式サイトでは、初期費用・月額費用ともに永年無料で利用できると案内されています。
日報自動化の範囲
公式サイトでは、運行ルート管理や運転日報の入力・出力が簡単にできると案内されています。今回確認した現在の公式サイト上では、日報の自動作成範囲については詳細に確認しきれなかったため、本記事では「運転日報の入力・出力を効率化できるサービス」として扱います。
対応機能
運行管理、動態管理、車両管理、アルコールチェックを含む点呼記録の電子運用に対応しています。
注意点
無料で利用できる一方、サポートを希望する場合は有料プランへの加入が必要です。また、公式サイトでは、現在は社用車5台以上を保有する企業のみ申し込みを受け付けていると案内されています。
こんな企業におすすめ
まずはコストを抑えて、運行管理やアルコールチェック記録の電子化を始めたい企業に向いています。
7.課題別に見るおすすめのシステム
紙・Excelでの日報運用をやめたい企業向け
紙やExcelでの回収・確認・集計が大変という課題が中心なら、日報作成の自動化の範囲が広い製品を検討しましょう。さらに、走行データやスマートフォンの記録を活用できるシステムを選ぶと、手書きや後からの入力を減らしやすくなります。
アルコールチェックと日報を一体管理したい企業向け
運転日報の電子化だけでなく、アルコールチェックと日報が別管理になっていることを見直したい企業では、アルコールチェック記録と日報を同じシステムで扱えるサービスを選ぶとよいでしょう。
車両予約・共有車管理までまとめたい企業向け
共有車を複数人で使う企業では、日報だけを電子化しても、誰がどの車を使うのかが別管理のままだと、運用負荷が残ります。
この場合は、日報、アルコールチェック、車両予約、利用実績をつなげて管理できる一体型のサービスが向いています。
配送・軽貨物業務にも使いたい企業向け
配送や軽貨物では、日報の作成だけでなく、業務記録の残しやすさや運行実態の把握も重要になります。位置情報や業務ステータスの記録を活用できるサービスを選ぶと、日報作成だけでなく、管理者側の確認業務も効率化しやすくなります。
軽貨物事業者の場合は、2025年4月から安全対策が強化されており、業務記録の1年間保存、事故記録の3年間保存、貨物軽自動車安全管理者の選任・講習なども確認したいポイントです。
8.導入前に確認したい注意点
自動作成できる範囲は製品ごとに異なる
比較時に最も注意したいのは、「自動作成」という言葉の意味が製品ごとに違うことです。走行データを自動取得して日報にまとめる製品もあれば、日報のベースは作られるものの、行き先や業務内容の追加入力が必要な製品もあります。
また、日報作成そのものよりも、記録・保管・一元管理を得意とする製品もあります。導入後に「思ったより手入力が多い」とならないよう、どこまでが自動で、どこからが手入力なのかを事前に確認しておきましょう。
現場定着しやすい入力フローか確認する
どれだけ機能が多くても、現場が使いにくいと定着しません。ドライバーにとっては、スマートフォンで簡単に操作できるか、アルコール検知器との連携で入力負担を減らせるか、日報作成までの流れがわかりやすいかが重要です。
管理者にとっては、未提出や未作成を確認しやすいか、記録を検索しやすいか、帳票を出力しやすいかを見ておくとよいでしょう。
保存年数・出力方法・検索性も確認する
法令対応や社内管理を考えると、保存期間と出力方法も見落とせません。アルコールチェック記録は1年間保存が必要であり、確認方法や指示事項なども含めた記録管理が重要になります。
運転日報や点検、アルコールチェックの記録をあとから検索しやすいか、CSVやPDFで出力できるかは、監査や事故対応のしやすさにも影響します。
9.よくある質問
Q1. 無料で使える運転日報アプリはありますか?
A. 無料で始められるサービスはあります。ただし、無料だからよい、有料だから優れているという単純な話ではありません。日報作成の自動化の範囲、アルコールチェックや点検との連携、サポート体制、導入条件まで含めて比較することが大切です。
Q2. スマートフォンだけで日報を自動化できますか?
A. スマートフォン中心で運転日報を作成・管理できる製品はあります。一方で、走行データの安定取得や安全運転分析まで重視する場合は、車載デバイス連携型の製品が合う場合もあります。それを別にしても、管理者はパソコンでの操作が必要、ということもあるので注意してください。
Q3. アルコールチェック記録も一緒に残せますか?
A. 多くの車両管理システムでは、アルコールチェック記録のデジタル保存に対応しています。Bluetooth連携やOCR、自動写真撮影などに対応する製品もあり、手入力の負担を減らしやすくなっています。
日報と一緒に管理したい場合は、記録が別画面・別帳票にならないかも確認しておくと実務に合いやすくなります。
Q4. 小規模台数でも導入できますか?
A. 小規模台数でも導入できる製品はありますが、最低契約人数や台数、対象条件がサービスごとに異なります。導入前には、台数、ユーザー数、拠点数、必要機能を整理して確認するとよいでしょう。
10.まとめ
運転日報を自動化したいと考えたとき、選ぶべきシステムは一律ではありません。まずは、日報だけを効率化したいのか、それともアルコールチェック、点検、車両予約、保存管理までまとめたいのかを切り分けることが大切です。
日報の自動作成を重視するなら、走行データやスマートフォンの記録を活用して日報作成を効率化できる製品が候補になります。一方で、アルコールチェックや点検、車両予約まで一体で運用したいなら、周辺業務まで一緒に管理できる製品の方が現場に合いやすいでしょう。
そのなかでもCariotは、運転日報の自動作成に加えて、アルコールチェック、日常点検、車両予約、車両情報管理、免許証などの期限管理、安全運転管理、スマートフォンと車載デバイスの両対応まで確認できるため、「日報だけ」で終わらず、社用車管理全体を整えたい企業に向いている選択肢です。
運転記録と安全管理、共有車運用までまとめて見直したい場合は、Cariotの機能を確認しながら、自社の運用に合うか検討してみてはいかがでしょうか。
※本記事の情報は、記事作成時点のものです。システムの提供内容は変更されることがありますので、必ず最新の情報をご確認ください。本記事の利用により生じた損害について、当社は一切の責任を負いません。
