テレマティクスの仕組みを解説!導入メリットも紹介

2019.04.26車両管理ニュース
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【目次】
 
・テレマティクスの仕組み
・テレマティクス導入のメリット
・まとめ

 

近年、自動車にITを導入するテレマティクスが注目されています。

しかし興味はあるものの、テレマティクスの具体的な機能や導入メリットを把握しきれていない方も少なくありません。

テレマティクスの仕組みや機能をしっかりと理解したうえで、導入の検討にあたりましょう。
 
 

▪テレマティクスの仕組み

テレマティクスとはITを搭載した高度道路交通システムのひとつであり、導入することで道路交通情報などをリアルタイムで把握できるようになるサービスです。

インターネットに接続できるSIMなどの機器を自動車に搭載し、GPSやカーナビと連動することで、道路情報の取得やEメールの送受信などが行える仕組みとなっています。

自動車は、SIM通信によるインターネットアクセスを随時行い、管理者に対して道路交通情報や位置情報を通知します。

つまり、車がひとつの移動体通信端末になるということです。

テレマティクスは、GPS連動による道路交通情報を教えてくれるだけではありません。

自動車を運転している運転者の運転成績や、危険運転が発生したポイントのマッピング、自動車が1日の中でどのように稼働したのか、さまざまな情報をデータ化することができるのです。

情報データを活用することにより、運行管理の自動化や運転効率を高めることも期待されています。
 
 

▪テレマティクス導入のメリット

テレマティクスサービスの導入により、運転データの可視化や事故発生時の対応など、多くのメリットが期待されます。
 
 

車両や運転者のデータの可視化

テレマティクス導入のメリットのひとつに、車両や運転者のデータ可視化が挙げられます。通常、業務にて使用された車に関する情報や運転履歴は、車両日報などの報告書でしか知ることができません。また、重大な過失や違反があったとしても、適切な報告および情報共有が行われないケースも少なくありません。

テレマティクスを導入すると、運転者が特別な操作をしなくても走行記録が残るので、運転データの可視化が容易になります。その結果、危険運転を未然に防ぐ抑止力となるほか、自動的に日報が作成されることによる業務効率化やコスト削減などのメリットも生まれてきます。
 
 

修理費や保険料を低減

テレマティクスの導入は、運転者の安全意識を高めるだけではなく、運転事故を減らし、修理費や保険料の低減につなげることも期待されています。

テレマティクスには、危険運転を自動的に察知して記録を取得するシステムが採用されています。

急加速や急減速、速度超過などが生じた場合に、連動しているドライブレコーダーが動画と位置情報を記録し、管理画面から報告するサービスも展開されています。

その結果、危険運転の多いドライバーを特定し、個別に安全運転指導を行うことも可能になります。

また、動画データを取得することにより、リアリティのある危険事例が蓄積されます。安全運転指導の教材として活用することもできるでしょう。
 
 

ガソリン代や人件費を削減

運転効率が上がることにより、ガソリン代や人件費の削減も見込まれます。

テレマティクスを導入すると、自動車が走行したルートを、エリアマップとしてすべて記録できるようになります。

また、運転時に車の移動が滞留していた場所を駐車イベントマップとして地図上に特定することも可能です。ルート営業やルート配送など一定のルートを走る車に対して、効率の良い迂回路の提示なども行えるようになり、運送効率を高められます。

それはガソリン代や人件費の削減にも寄与します。
 
 

管理部のコストを削減

テレマティクスの導入により、管理部のコスト削減も実現可能です。

車の運転状況だけではなく、車を運転している社員のいる部署や、運転者の免許の有効期限なども、テレマティクス上で一元管理することができます。

運転免許証の期限切れなど、さまざまな項目ごとにアラートを設定できるので、管理効率の大幅な向上が見込めるでしょう。

車両管理を担当する管理部の人的リソースを抑えることにもつながり、より重要な業務に注力できる社内環境が整備されます。
 
 

余剰車両の最適化

テレマティクスでは、余剰車両の最適化も実現できます。使用している車両の車検情報や保管場所を含め、クラウド上で車両管理台帳として一元管理ができるようになります。

その結果、稼働状況が可視化され、稼働の少ない車両の削減措置などの判断材料としても役立てられます。

また、ひとつの車両を複数人のドライバーで効率よく使用するために、運行予約スケジュールの登録も可能です。

無駄なく車をシェアできる体制が整えば、本当に必要な車の台数も把握できるようになります。
 
 

現場・本部の業務の簡素化

現場社員の事務作業の軽減や、本部の業務効率化も期待されます。

運転日報や業務記録簿などの資料は、多くの企業では帰社後に作成されていることが多いです。

場合によっては、残業をしながら運転日報を作成しているというケースも見られます。

しかし、テレマティクスを導入すれば、運転日報や業務記録簿は自動的に作成されます。

社員が手書きで作成する必要もなくなり業務負担を軽減できるほか、日報をデータとして集約することで、本部の管理業務も効率化されます。
 
 

万が一の事故発生時にもスムーズな対応ができる

テレマティクスを導入すれば、万が一事故が発生した場合でもスムーズに対応できるようになります。

事故情報はリアルタイムで本部・管理者に通達されるため、事故現場の特定、さらに必要に応じて救急車や保険会社への連絡が滞りなく行われるようになります。

また、ドライブレコーダーも連動して録画を行っているため、保険会社との交渉や、事故原因を解明するための警察への証拠提供などにも役立てられます。

事故の発生に備えておくことで迅速な対応ができるようになり、被害を最小限に抑えることも期待できます。
 
 

▪まとめ

テレマティクスを導入し、車とGPS・インターネットを連動させることにより、車両管理や運転管理がスムーズなデータ化が実現します。

日報の自動作成によるコスト削減や、危険運転者の察知・指導によるリスクの低減など、テレマティクスは多くのメリットが期待されるサービスです。

車両管理台帳や社員の運転免許管理の一元化、さらに事故への滞りのない対応など、導入企業にもたらされるメリットは多岐にわたります。

テレマティクスの導入によって実現したいことはなにか、職場環境と照らし合わせ検討してみてはいかがでしょうか。
 
 

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