【介護タクシーサービスの活用事例】利用者の安全確認と見守りに成功した事例

リアルタイム情報を活用した急な配送・訪問依頼への対応ノウハウ

予定外の配送・訪問依頼に対応するには、車両やスタッフの現在位置や業務状況を把握する必要があります。リアルタイム位置情報・稼働状況を把握し、急な依頼に即時に対応するためのCariot活用術をご紹介します。

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こんにちは。Cariot(キャリオット)ブログ編集部です。

今回は、介護タクシーサービスのP社様のCariot活用事例をご紹介します。

P社は、介護専門のタクシーサービスの会社です。介護を必要とされる方の日常生活動作の介助、具体的には病院への通院、入退院・転院、介護施設への通所などをサポートしています。
お客さまからご要望があれば、ヘルパー対応や介護を必要とする方には看護師の付き添いも行います。
車椅子やストレッチャーを利用する方は乗車・降車時にサポートが必要なので、タクシーが家の近くまで来ているか知りたい、目的地に到着したか確認したいという家族の方からの要望がありました。また、通院や介護施設への送迎はリピーターのお客様が多く、過去の訪問実績管理を行うことで効率的なサービス提供ができると考えていました。
Cariotの導入により利用者の安全確認と見守りに成功した事例をみていきましょう。

<事例概要>
業種: 介護タクシーサービス
車両用途: 輸配送
課題: 安全運転・訪問履歴確認

 

1.Cariot導入の経緯
〜利用者の安全確認と見守りがしたいという要望があった〜

P社は、介護を必要とされる方の通院、介護施設への送迎などをサポートしている介護タクシーサービス会社です。
車椅子やストレッチャーを利用する方は乗車・降車時にサポートが必要なので、タクシーが家の近くまで来ているか知りたい、目的地に到着したか見守りがしたいという家族の方からの要望が多く寄せられており、到着の通知やリアルタイムな位置情報を共有するサービスの必要性を感じていました。

当初はGPSを活用して位置情報だけを確認できるアプリケーションやチャットでやりとりをするサービスの導入も検討しましたが、この機会にリピーターのお客様の過去の訪問実績管理を行うことで効率的なサービス提供ができるか検証したいと考え、位置情報の取得・稼働状況の確認・走行実績の蓄積まで対応できるCariotに魅力を感じました。

イメージ:利用者の安全確認と見守りのため動態管理システム導入を決意

2.Cariotに決めた理由
〜リアルタイムの位置情報マップと訪問先の自動記録が決め手〜

P社のCariot導入の決め手は、リアルタイム位置情報の精度の高さです。見守りがしたいという利用者のご家族からの要望の多くは、降車時の介助のため、タクシーが家の近くまで来ているのか確認がしたいというものでした。
Cariotの車両位置情報は3秒に1回の更新でリアルタイム性が高いため、停車中かどうか?エンジンがかかった状態か?まで、複雑な操作は一切不要でひと目でわかります。位置情報の精度が高いため、道路のどちら側に停車しているか?も把握できます。「このくらいの更新間隔でどこにいるかわかると安心ですね。」と好評だったことが導入の大きな決め手になりました。
もうひとつ、訪問先を管理する目線で頻繁に訪問、滞在する地点を記録できることも決め手でした。病院やデイケアなどの訪問先に訪問回数と滞在時間が自動で記録されるので、送迎業務の振り返りや、シフトの作成、行き先、得意先を登録する、といった業務が効率化できるイメージが湧きました。

図:誰でもすぐ利用できると好評のDriveCast

図:エンジンがかかっている車は波紋のアニメーションになるのでひと目でわかります

3.導入時の課題と実現したいこと
〜利用者の安全確認・見守りのため、リアルタイムな位置の確認を行いたい〜

P社が導入時に課題と感じていたことは以下の3点です。

<課題>

  1. 見守りがしたいという利用者のご家族からの要望に対応したい
  2. リピート訪問する訪問先の登録を行いたい
  3. 訪問先への訪問回数・滞在時間を取得したい

P社は、見守りがしたいという利用者の家族からの要望に対応するため、タクシーの位置情報をスマホで共有し、利用者が今どこにいるかをいつでも確認できるようにしたいと感じていました。また、リピート訪問する病院やデイケア、利用者宅などの訪問先をマップに登録し、何回訪問したか?何時間滞在したか?を記録して送迎業務の振り返りや、シフトの作成、得意先を効率的にまわるために活用したいと考えていました。
その結果、実現したいことは以下の3点になりました。

<実現したいこと>

  1. タクシーの位置情報をスマホで共有すること
  2. リピート訪問する訪問先を自動で記録すること
  3. 訪問先への訪問回数・滞在時間を取得すること

4.導入後の成果
〜リアルタイムな見守りの実現、訪問先の自動記録による目的地確認で効率UP〜

Cariotを導入した結果、利用者の家族とタクシーの位置情報を共有できるようになりました。雨の日に外で待たなくてもよくなった、と好評を得ています。リピート訪問先をマップに登録し、何回訪問したか?何時間滞在したか?の記録もはじめました。訪問回数が少ないのに滞在時間が長い場所には時間がかかる理由があるので、その時間を見越して送迎の計画を立てるなどに役立ちそうです。

図:自動で滞在の記録が取得できます

5.今後の展望
〜定期訪問や予約など、計画を立てる上で活用していきたい〜

問い合わせの際に、いま空いている車や、稼働が少ない曜日の確認に、「稼働率レポート」をよく利用しています。
今後は、定期訪問や予約など、計画を立てる上でも活用していきたいと考えています。現在、毎週決まった日時に通院や送迎をサポートしているリピーターの方が利用数の半数を占めています。ドライバーやヘルパーの予定は共通のカレンダーで管理していますが、車両の予約までは管理しきれていないのが現状です。Cariotの予約機能を使って車両の割り当てを業務に組み込み、週や月単位で計画を立てられれば、シフトの組み換えや突発的な送迎の対応などイレギュラーにどれだけ時間を割けるかが見え、より多くのご要望に対応できるようになると期待しています。

イメージ:より多くのご要望に対応できるようなシフト管理に期待しています

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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