トラック運転と携帯電話の危険な関係

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Cariotの機能、料金パッケージなどが掲載されたパンフレットです。 Cariotを導入することで何ができるようになるのか、具体的にどう変わるのか、ユースケースごとにご紹介しています。

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こんにちは。Cariot(キャリオット)ブログ編集部です。

「ながら」運転は、常にリスクをともないます。その中でも最近多いのが携帯電話やスマートフォンの「ながら」運転。今回はトラック運転中の携帯電話利用について、原因と対策を見ていきます。

クルマでスマホ

■「お客様優先」でやりがちな運転中の携帯利用
スマートフォンなど携帯電話を運転中に使用するのは道路交通法で違反になるというのは多くの方が知っていることかと思います。運転中に携帯電話の液晶に1秒目を向けると、たとえばクルマが時速60kmで走っていると17mも進んでしまうのです。当たり前のことですが、とても危険ですね。

Cariotチームでは物流関係の方をはじめ多くの配送、運送業務に携わっている方々と関わります。その中で問題として聞くのが、トラックドライバーによる携帯電話の使用です。取り締まりをされてしまうケースも多いようです。
さて、なぜトラックドライバーが携帯電話を使ってしまうのでしょうか。もちろんドライバーのみなさんは道路交通法のことはよくわかっていらっしゃいますが、実際には運転中に以下の様な電話がかかってくることがあります。

(1)自社の管理者(上司)から「今の状況どうだ?」という確認電話
(2)荷主から「何時ころ着きそうか?今、どの辺か?」という電話
(3)配送先から「何時ころ着きそうか?今から来れますか?」といった電話
(再配達のお願いなどもこのパターンです)

本当は電話には出ずに、いったん安全なところに停車をしてから電話連絡をするというのが正しいです。ただ、(1)はともかく(2)(3)のケースはドライバーにとってはお客様からの連絡だとできればタイムリーに取りたい、と思ってしまうことも容易に想像できます。その日の配送が遅れていたりして、安全な場所に停車する時間が惜しくて信号待ちに間にかけてしまう、といったこともあるかもしれません。また、高速道路などにいて安全な場所に停車しにいく時間が足りない、時間に追われているかもしれない、といったこともあるかもしれません。

事故現場

■リアルタイムの「見える化」がリスク回避に効果的
このようにルールは分かっていても日々、高まる物流ニーズの中で、負荷が高いドライバーの方が携帯電話をクイックに使いたくなってしまう、そういう状況というのは少なくありません。ただ、実際の要件は、配送状況に関する連絡、コミュニケーションなのです。こういった点から、クルマ、トラックの運行状況を管理者、配送を待っている人、荷主など多くの関係者にリアルタイムで共有・見える化することで、ドライバーへの電話による連絡をしなくても、状況を分かるようにするというのはとても効果があります。

運行状況の見える化はクルマの荷受け場などでの待機時間を減らす、配送サービスの品質向上、など効率的な運行管理、という側面が強調されることが多いですが、「ドライバーへの負荷の高いコミュニケーションを減らす」ということにも実際に役に立つのです。

これからもCariotチームでは運行効率化とともに、「運行見える化×コミュニケーション」で解決できるクルマの問題を探っていきたいと思います。

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