【住宅資材業界 活用事例】Cariotで繁忙期と閑散期の車両利用状況を可視化した事例

リアルタイム情報を活用した急な配送・訪問依頼への対応ノウハウ

予定外の配送・訪問依頼に対応するには、車両やスタッフの現在位置や業務状況を把握する必要があります。リアルタイム位置情報・稼働状況を把握し、急な依頼に即時に対応するためのCariot活用術をご紹介します。

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こんにちは。Cariot(キャリオット)ブログ編集部です。

今回は、住宅資材業界で住宅建設や改装、メンテナンスに関連する建材や製品を製造、供給、販売しているT社様の事例を元に、Cariotで適切な労働時間管理を実現した事例をご紹介します。

T社は住宅資材業界で住宅建設や改装、メンテナンスを行っています。住宅市場の変動や建設業界は、住宅の需要と密接な関係があるため、住宅の建設およびリフォーム活動が活発な地域では特に大きな影響を受けます。住宅市場の変動や建設業界の需要に大きく影響を受けます。住宅市場の好況期には、建設プロジェクトが増加し、建材および関連製品の需要も増加します。逆に、不況や住宅市場の減少期には、業界が厳しい状況に立たされることがあります。そのため、住宅資材業界の企業は市場動向に敏感であり、需要に応じて生産を調整することが重要です。T社様も繁忙期のピークと閑散期で車両の利用状況の差が大きいことを課題に感じられ、利用状況の可視化ツールとしてCariotを導入いただきました。

<事例概要>
業種: 住宅資材
車両用途: 訪問、フィールドサービス
課題: 車両利用状況の可視化

 

1.Cariot導入の経緯
〜繁忙期のピークと閑散期で車両の利用状況の差が大きいため、クルマの利用状況を可視化したい〜

T社は住宅資材業界で住宅建設や改装、メンテナンスを行っています。所有するクルマは主に営業車両で、資材のサンプルを積んでお客様先や住宅展示場に訪問しています。住宅市場の好況期には建設プロジェクトが増加し、住宅の建設およびリフォーム活動が活発な地域への訪問が積極的に行われます。その際に残業や直行・直帰が多くなり、手書きの報告書の記載漏れも完全に予防できないことから、稼働時間の超過が見過ごされることが課題でした。
また、逆にピークが過ぎて閑散期になると、一度もエンジンのかからない余分な車両が発生し、無駄なコストが発生していることも問題となっていました。そんな時、不動産業界のCariotの導入事例を目にし、類似の利用状況の可視化を実現していたので、住宅資材業界でも同様に活用できるのではと、Cariotの資料請求を行いました。

イメージ:住宅資材業界は繁忙期と閑散期でクルマの利用状況の差が大きくなります

2.Cariotに決めた理由
〜基準稼働時間超過レポート(8h/日超)のレポート抽出が現場で好評だったため〜

T社ははじめに、営業車両の1日の走行時間を正確に取得することを目標としました。繁忙期には直行直帰で勤務することが多く、今まで手書きの報告書を使っていましたが、後からまとめて記入することによる記載漏れや実態とのズレが生じることが課題でした。Cariotは車載器をクルマに取り付けるだけで、ドライバーによるON/OFFの操作は不要なので現場での負担がなく、導入が非常にスムーズでした。
「運転報告」の画面では、その日の走行の軌跡と走行距離・時間などの走行実態が1画面でわかります。基準稼働時間超過レポート(8h/日超)のレポート抽出と組み合わせると、1日でどのような動きをしたのか振り返りができ、ドライバーが記載の際に行動を思い出せるので、現場で好評を得ました。
このように現場での運用が定着する確信を得たのでCariotに決めました。

図:1画面でその日の走行の軌跡と走行距離・時間などの実績がわかる「運転報告」

3.導入時の課題と実現したいこと
〜車両の利用状況(8h/日超)のレポート抽出を行いたい〜

T社の「課題」「達成したいこと」は以下の2点です。

<課題>

  1. 繁忙期に基準稼働時間超過が起こっている
  2. 手書きの報告書の記載漏れ、稼働時間の過小申告が発生している
<達成したいこと>

  1. 車両の利用状況(8h/日超)のレポート抽出を行いたい
  2. 8h/日超の走行発生時にメールアラート通知を行いたい

T社はドライバーに負担をかけずに正確な稼働時間の把握を実現するために、Cariotを導入しました。とくに、繁忙期に手書きの報告書の記載漏れ、稼働時間の過小申告が発生していることが課題であったので、設置するだけで確実に車両の利用状況がわかるようになったのが現場から好評でした。また、8h/日超の走行が発生した際に、関係者にメールで通知するように設定しました。その日のうちに超過があったかどうかがわかるので、後からまとめて記入する際にも正確な稼働時間がわかるようになりました。

イメージ:8h/日超の走行が発生した際に、関係者にメールで通知

4.導入後の成果
〜クルマの利用状況が見え、基準稼働時間超過時に自動検知が可能になった〜

導入後の成果として、繁忙期でもクルマの正確な利用状況が見える化でき、基準稼働時間超過時に自動検知が可能になりました。

Cariotの導入でT社は繁忙期でもクルマの正確な利用状況が見える化でき、8h以上の基準稼働時間超過時にメールによる自動検知が可能になりました。ドライバーの操作は不要なので現場の負担がなく、正確な稼働時間の把握と通知を実現しました。繁忙期のピークと閑散期で車両の利用状況の差が大きいため、閑散期に使っていない車両がわかるというメリットもありました。使っていない車両の有効活用やコスト削減のための取り組みにも活用できると考えています。

5.今後の展望
〜証跡写真アップなど、現場管理の一貫として利用したい〜

T社はCariotの導入によって繁忙期でもクルマの正確な利用状況が見える化でき、基準稼働時間超過時に自動検知が可能になりました。
今後はCariotモバイルアプリを使って、証跡写真のアップなど現場管理の一貫として利用したいと考えています。納品物を置き配したときの証跡画像や、提出したサンプルの色・形の確認など画像で残すことで効率化が実現できそうな業務が多数あり、今後の現場利用拡大に期待しています。

画像:納品実績の画像レポート例

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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