【科学研究所 活用事例】Cariotで社有車とマイカーの利用状況管理を実現した事例

リアルタイム情報を活用した急な配送・訪問依頼への対応ノウハウ

予定外の配送・訪問依頼に対応するには、車両やスタッフの現在位置や業務状況を把握する必要があります。リアルタイム位置情報・稼働状況を把握し、急な依頼に即時に対応するためのCariot活用術をご紹介します。

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こんにちは。Cariot(キャリオット)ブログ編集部です。

今回は、理化学研究業界で科学・臨床研究を行っているS社様の事例を元に、Cariotで社有車とマイカーの利用状況管理を実現した事例をご紹介します。

S社は理化学研究業界で科学・臨床研究を行っている科学研究所です。病院や臨床研究所をまわり、さまざまな種類の検体を採集し、その後の分析や研究に使用しています。採集の際にはクルマを使った収集をおこないますが、検体の品質管理は非常に重要なミッションです。血液、組織、細胞などの生物学的検体は適切な温度や条件での保存と品質維持が必須です。さらに人間や動物からの検体採集に関しては、倫理的基準の遵守も求められます。微生物の検体を扱う際には、汚染を避けるための無菌技術や処理または調製する際の手順の正確性と維持が要求されます。そのため、検体そのものの扱いだけでなく、回収ルートや時間の管理も重要な管理事項となります。効率的な検体の回収を実現するために、利用状況の可視化ツールとしてCariotを導入いただきました。

<事例概要>
業種: 科学研究
車両用途: 収集運搬
課題: 今どこ?車両の利用状況管理

 

1.Cariot導入の経緯
〜効率的な検体回収のため、クルマの利用状況を可視化したい〜

S社は理化学研究業界で科学・臨床研究を行っている科学研究所です。病院や臨床研究所をまわり、血液、組織、細胞、微生物などさまざまな種類の検体を採集し、その後の分析や研究に使用しています。採集の際にはクルマで収集に向かいますが、適切な温度や条件での保存と品質維持が求められるため、回収ルートや時間の管理も重要な管理事項となります。コロナ禍を機会にマイカーによる直行直帰の業務を許可したのも、車両管理ツール導入のきっかけです。社有車とマイカーを併用していてドライバーが変わることもあるため、クルマに設置ができてかつ、取り外しがしやすい車両管理ツールを求めてCariotにたどり着きました。

イメージ:適切な温度や条件での保存と品質維持が求められます

2.Cariotに決めた理由
〜社有車&マイカーへの対応と、アルコールチェックのアプリが決め手に〜

S社はCariotの以下の特長を評価して導入を決定しました。

<Cariot導入の決め手>

  1. 運転報告の走行軌跡で何時にどこにいたか見えやすく、1日の走行実績がわかる
  2. 車載器の取り外し、付け替えがしやすい

「運転報告」の画面では、その日の走行の軌跡と走行距離・時間などの走行実態が1画面でわかります。
ログを取得できれば運転の練習をしながら訪問し、Cariotの運転報告による振り返りを行い安全を確認することができるので、運転技術に不安のあるドライバーも採用がしやすくなると考えました。
また、車載器の取り外し、付け替えがしやすいので、マイカーから社用車への乗り換えやドライバー同士の受け渡しがスムーズであると考えました。

図:1画面でその日の走行の軌跡と走行距離・時間などの実績がわかる「運転報告」

3.導入時の課題と実現したいこと
〜社有車とマイカーの利用状況を一括で確認したい〜

S社の「課題」「達成したいこと」は以下の点です。

<課題>

  1. 検体の収集運搬に厳密性が求められるため、ドライバーにプレッシャーがかかる
  2. アナログな報告書では走行ルートや回収時間の徹底管理ができない
<達成したいこと>

  1. マイカー、社用車ともにドライバーに負担のかからない均一な動態管理を行いたい
  2. 厳密な走行ルートと時間の記録を行いたい

S社はマイカー、社用車ともにドライバーに負担のかからない均一な動態管理を実現するために、Cariotを導入しました。検体の収集作業で求められる時間の厳密性がドライバーへのプレッシャーとなったり、採用時に忌避される原因となっては困ると考えました。そのため、ドライバーの操作不要で車内に設置するだけでよく、持ち運び・付け替えがしやすい動態管理としてCariotを採用しました。

4.導入後の成果
〜クルマの利用状況が見え、最適なルート設計が可能になった〜

導入後の成果として、利用状況の可視化と最適なルート設計を実現しました。

Cariotの導入でS社は車両の現在地および到着時間が把握できるようになりました。走行状況と到着確認、遅延の有無をリアルタイムで確認できるようになったことで、収集担当のドライバーのプレッシャーが軽減されました。
Cariot導入前は、管理者がドライバーと随時、連絡を入れることで収集状況と到着時間を確認しており、管理者とドライバー双方に負担がかかっていました。Cariotの導入によって、画面上で利用状況の可視化と最適なルート設計ができるようになり、ドライバーの負担が少ないルートを設計できるようになりました。
関係者が同じデータを確認しながらコミュニケーションが取れるようになり、ドライバーからも負担が軽減されたという声がありました。

5.今後の展望
〜アルコールチェックアプリの運用〜

S社はCariotの導入によって社有車とマイカーの利用状況管理、最適なルート設計を実現しました。今後はアルコールチェック記録のデジタル化に取り組もうとしています。Cariotモバイルアプリはアルコールチェック結果のBluetooth機器連携に対応しているので、乗車前に迅速にアルコール検査を行い正確な結果を確認することが可能になります。安全性やユーザビリティ、記入漏れ防止などの点でメリットがあるので、ドライバーの安全運転、法令遵守の観点でCariotの機能を活用していく方針で、利用を継続していただいています。

画像:Cariotモバイルと連携可能な中央自動車工業株式会社「ネオブルー」

画像:スマホのアルコールチェック結果入力画面

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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