【トラック運送 活用事例】効果的な安全運転管理を実現した車両管理のデジタル化

Cariot活用による事故の防止と削減

交通事故を未然に防ぐには、どのような事故発生リスクがあるかを把握した上で、ドライバーへの適切な教育・指導を行う必要があります。
Cariotを活用した安全運転管理によって車両事故を防ぐ取り組みをご紹介します。

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こんにちは。Cariot(キャリオット)ブログ編集部です。

業務において車両の使用が必要不可欠な企業にとって、いかに車両事故を防ぐかは重要な課題です。特に運送事業者など所有する車両数や所属するドライバーが多い場合は、各ドライバーの運転状況や稼働実態の把握は容易ではなく、適時の安全運転指導が十分に行き届かないというケースも少なくありません。

今回は、調達から回収まで物流サービスをトータルで提供しているV社様の事例を元に、Cariotの活用で安全運転管理にかかる工数120時間/月の削減を実現した取り組みついてご紹介します。

<事例概要>
業種:総合物流サービス
車両用途:輸送車両
課題:車両管理デジタル化と安全運転管理体制の整備

 

1.Cariot導入の経緯

1-1.車両管理をデジタル化したい

動脈物流から静脈物流までの幅広い物流サービスを展開されているV社様は、1000台以上の輸送車両を保有しています。車両情報の管理は各拠点で行っており、全社共通の運用ルールが浸透していなかったことから、必要な項目の記入漏れや表記の揺れなどが発生していました。
車検切れや保険の契約更新、各ドライバーの運転免許証の有効期間など、業務上必要不可欠な手続き情報については車両ごと、ドライバーごとに確認する必要があり、拠点の管理部門担当者の業務負荷となっていました。また、各拠点での車両管理台帳や運行日報などの報告書類のフォーマットが統一されていないことで、本社の管理部門への報告や情報の連携が必要になった際に都度、本社規定のフォーマットに整形する作業が発生していました。
以上の背景から、同社は車両情報のExcel管理から脱却し、全社で情報が共有できる運用に切り替えるために車両管理システムを導入することを決定しました。

1-2.非効率な安全運転管理体制

車両管理に加え、もうひとつ懸念事項に上がっていたのが安全運転管理の見直しです。
従来から輸送車両に導入しているドライブレコーダーが非通信型のため、毎日ドライバーが紙に記入した運転日報とあわせてドライブレコーダーのSDカードを提出していました。運行管理者がドライバーと共に毎回動画を確認し、仮に危険運転と認定される挙動があった場合は、別途本社の管理部門にエスカレーションをする必要がありました。
現状の管理体制では、ドライバー・運行管理者の双方に走行動画の目視作業による拘束時間が発生します。さらに、ドライバーには日報作成作業、運行管理者には紙で提出された日報の集計および本社への報告作業が必要です。現場が日々の確認・集計作業に追われてしまい、どのような状況で危険運転が発生しているのか?といった危険運転傾向の把握まで手が回りませんでした。取得したドライブレコーダー映像を活用しきれず、データに基づいた安全運転指導が行えていないという悪循環に陥っていました。

導入しているドライブレコーダーのリースアップのタイミングであったこともあり、同社は車両管理システムの導入と合わせてドライブレコーダーのリプレイスも検討することになりました。
 

2.導入時の課題と達成したいこと

2-1.全社横断した車両管理とデータに基づいた安全運転指導の実現

車両管理システムの導入を進めることとなったV社様は、システムの選定にあたり、自社が解決すべき課題を洗い出すことにしました。
前述のとおり、早急に解消したい課題としては「全社を横断した車両情報の管理体制」の確立です。車両管理の項目については、すでにExcelでの管理を行っていたため、現場の運用に混乱をきたさないためにもできる限り既存の台帳を生かしたいという希望がありました。
安全運転管理に関しては、ドライバー・運行管理者双方の負担となっているSDカードの映像チェックを無くせる運用を実現したいと考えていました。また、危険挙動の発生状況を元に個別の安全運転指導が実施できるように、蓄積したデータから振り返りを行える体制を整えたいとも考えていました。

<Cariot導入前の課題>

  • 全社を横断した車両管理ができていない
  • 危険挙動の目視確認が負担になっている
  • 危険挙動の検知が事後となってしまう
  • なぜ危険挙動が発生するのかの傾向を把握できていない

複数の車両管理システムを比較検討した結果、同社は以下の点からCariot(キャリオット)の導入を決定しました。

<Cariot導入の決め手>

  • 既存のExcel管理項目を反映した車両管理台帳を構築できる
  • 危険挙動をリアルタイムで検知し、アラートを配信できる
  • 危険挙動の前後の映像が走行データに紐づいて記録される
  • 走行データから柔軟なレポートが出力できる

2-2.効果的な安全運転管理を実現するCariotの機能

ドライバーからの申請や報告に依存することなく、客観的なデータに基づいた安全運転管理を実現するために、同社はCariotの以下の機能を活用しました。

・走行データ
車両が走行を始めると、自動で詳細な走行履歴を記録できる機能です。車両がいつ・どこを・どのような速度で走行し、どこで・どれくらいの時間滞在したかを振り返って確認することができます。

・速度マップ
走行データの地図上で、走行軌跡を速度ごとに色分けして表示できます。危険挙動が発生しがちな地点の把握、安全管理やドライバーの教育・指導などに役立ちます。

・危険運転検知
急加速・急減速、急ハンドル、速度超過、最高速度などドライバーの危険運転を検知する機能です。危険運転が発生したタイミングで、直ちに具体的な数値をもとにした安全運転の指導ができるため、営業車や配送車の事故防止に役立ちます。

さらに、「Cariot Drive Recorder」プランであれば、急加速・急減速、急ハンドル、速度超過など、危険挙動発生の前後10秒間の動画が自動でアップロードされます。どのような状況で危険挙動が発生しているのかを把握することで、ドライバーへの安全運転指導をより的確に行うことができます。

・レポート・ダッシュボード
利用者・部署・車両など、それぞれの目的に合わせた項目を集計したレポートを簡単に作成することができます。
作成したレポートを活用して、拠点ごとや車両ごと、ドライバーごとの稼働率などのデータをグラフィカルなレイアウトに集計し、ダッシュボードとして表示することもできます。

・運転日報・月報
運転日報・月報が自動的に作成されるため、日報の作成や集計作業にかかる手間を大幅に削減することができます。総走行時間、総走行距離も自動で集計されます。
運転日報・月報の作成を自動化することで、ドライバーの報告業務の負荷低減だけでなく、管理者側の集計業務の負担も軽減することができます。


 

3.Cariot導入の効果

3-1.拠点の車両情報の一元管理を実現

Excelで管理していた車両情報をすべてCariotに移管したことで全社の車両管理項目が統一化され、さらに本社の管理部門が各拠点の車両情報に適宜アクセスできる環境が整いました。
さらに、V社様はCariotのアラート機能を活用して「車検満了日」や「リース満了日」前にアラートメールを配信するように設定したことで、更新などの各種対応漏れを防げるようになりました。
車両情報の一元管理によって、拠点・本社間の情報連携も効率化されました。今までは車両の故障・整備履歴などを本社に報告する際に、各拠点でExcelの管理台帳からのデータの抽出や整形を行う必要がありましたが、Cariotの「レポート」機能を活用することで、簡単に車両情報の抽出・集計を行うことができます。現在はCariot上に作成した「故障・整備レポート」を開くだけで、すぐに各拠点の故障・整備状況が把握できるようになっています。

3-2.ドライバー・運行管理者の工数120時間/月を削減

Cariot導入によって、同社の安全運転管理も効率的に行えるようになりました。
それまでドライバーが手書きで作成していた運転日報は、Cariotに蓄積された走行データから自動で作成できるようになりました。これによってドライバーの事務作業が削減されたことに加えて、運行管理者の集計業務も無くすことができました。
そして、ドライバーと運行管理者がSDカードに録画された走行動画の確認作業もCariot導入によって不要となりました。Cariotは急ハンドルや急ブレーキ、スピード超過などの危険挙動発生の前後10秒間の動画が自動で録画されます。さらに危険挙動を検知したタイミングで管理者への通知メールが配信されるので、リアルタイムで走行状態の確認ができ、即時の報告もできます。
Cariot導入によって、ドライバーから運行管理者への報告業務、および運行管理者から本社管理部門への報告作業をほぼゼロにすることができました。今まで報告・集計業務にかかっていた作業時間を月平均120時間が削減できるようになったことで、労働時間削減によるコスト削減と現場部門の労務環境改善につながっています。
 

4.今後の展望

4-1.労務管理にもCariotを活用し、さらなる事故リスク削減へ

現在、V社様はCariotで検知した危険挙動の情報を元に、個別の安全運転指導を行っています。また、ドライバー向けに定期的に実施する講習会では、Cariotに蓄積された動画をヒヤリ・ハット事例として活用。どのような状況において危険挙動が発生しがちなのかというナレッジを共有することで、事故を未然に防ぐ施策を推進しています。
今後、同社ではCariotをドライバーの労務管理にも活用していきたいと考えています。Cariotで危険挙動が多いドライバーを分析したところ、配送先が多い・走行距離や時間が長いというケースで発生している傾向がありました。Cariotで業務実態のデータも取得していくことで、今後はドライバーの業務量の平準化にも取り組んでいく方針です。

4-2.業務配分の見直しで危険運転を防止

Cariotを活用した業務実態の把握と業務量平準化の取り組みについては以下の事例で詳しく紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。

【菓子メーカー活用事例】危険運転防止の鍵は、配送業務配分の平準化

※本記事の情報、及び画像は、記事作成時点のものです。詳しくは最新の情報をご確認ください。

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