車両事故対策は万全ですか?事故を上手にすぐ減らす車両管理とは

2019.08.19車両管理ニュース , Cariot機能紹介
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こんにちは、Cariot(キャリオット)編集部です。

先日の車両事故対策のブログ記事で、1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300のヒヤリ・ハットが存在する、という「ハインリッヒの法則」を紹介しました。この記事への反響が想定以上に大きく、みなさんの車両管理における大きな課題であるとあらためて意識しました。

そこで今回は予定を変更し、Cariotでできる車両事故対策を一部お届けいたします。また、Cariotに限らず、車両管理においてどのように事故を削減していくのか?実際の事例を交えて具体的な方法の1つをお届けいたします。

本記事がみなさまの懸案を払拭できれば幸いです。
 
 
【目次】
1.なぜ減らない?啓蒙活動とその効果
 1-1.事故が減らない本当の理由と解決策

2.Cariotでできる、車両事故対策
 2-1.急加速、急ブレーキの検知/記録機能
 2-2.スピードの出し過ぎメールアラート機能
 2-3.これが肝要、危険運転の可視化の機能

3.なぜ可視化が効くのか?
 3-1.可視化が大事なワケ
 3-2.実際に可視化した事例
 3-3.可視化に潜む心理的効果

4.事故削減のために実施すること
 
 

1.なぜ減らない?啓蒙活動とその効果

先日、車両管理の展示会にてとあるお客様とお話しました。その方は車両事故が減らないことに悩まれているようでした。そこで、「現在どのような取り組みをされていらっしゃいますか?」と尋ねてみました。すると、
「普段からドライバーには口酸っぱく言っているんだけどね・・・」と歯切れの悪そうなお返事でした。さらには「1台事故すると〇〇円かかる」といったことも説明されているそうです。それでも事故は減っていかず、瞬間的に減ることはあってもそれが持続しない、と悩まれていました。

このような方はこれまでに複数人お会いしました、おそらく本ブログをお読みの方の中にもいらっしゃると思います。
 

1-1.事故が減らない本当の理由と解決策

日々、事故には注意するよう、また費用のことも説明しているのに、なぜ減っていかないのでしょう?
普段から言っていると聞いている側は慣れてしまうことも理由の1つだと思いますが、大きな理由は「まさか自分が事故なんて」と思っているからでしょう。それ自体に具体的な根拠はなく、管理している側からすれば、そういう人こそ危ないのですが。

ではなぜ自分が事故を起こさないと自信を持っているのでしょうか?それは自分の運転を客観視できないからです。「自分は普通の運転をしている、だから大丈夫」だと思ってしまっているからなのです。

であれば、各ドライバーに自分の運転状況を客観的に出して、どれほど粗い運転をしているのか見せればよいのです。どう見せるかは次の章以降でご説明します。

 

2.Cariotでできる、車両事故対策

さて、Cariotには非常に数多くの機能があります。車両の現在位置をスマホで社内外関係者に共有、といったこともできますが、事故対策に有効なものも多くあります。

ここでは代表的な機能をいくつかご紹介いたします。
 

2-1.急加速、急ブレーキの検知/記録機能

Cariotには車両の走行データから、急加速、急ブレーキ(急減速)を検知し記録する機能があります。それを検知すると、Cariotの画面上に位置情報/その瞬間の時間/ドライバー名/車両名などの各種情報が記録されます。

つまり、いつどこで誰が、どんな危険運転をしていたか、記録として残る、ということです。自分の運転を客観的に見てもらう材料には十分です。
 

2-2.スピードの出し過ぎメールアラート機能

続きまして、Cariotには走行データの数値に閾値を設定してアラートを出す機能があります。やや難しいかもしれませんのでシンプルに説明します。

たとえば、閾値を105km/hに設定したとして、それよりスピードが出ていたら、管理者にメールをする機能です。閾値は60km/hに設定も可能です。

他にも、閾値を2時間に設定し、2時間連続で運転していたら休憩を取るようにアラートメールを出すことも可能です。しかもプログラミングすることもなく簡単にできます。

スピードの出し過ぎ、連続運転、ともに大きな重大事故につながることだと思いますが、Cariotを使うと重大事故になる前にその原因を検知して事故の可能性を減らすことができます。

そしてポイントはこの次です。
 

2-3.これが肝要、危険運転の可視化の機能

Cariotの機能の最大の使いどころは、上記で取得した危険運転を様々な形で可視化できることです。なぜ可視化が良いのかはこのすぐ後でご紹介いたしますが、まずは可視化の様子を一部ご紹介いたします。

このように、危険運転を行ったドライバー毎/日毎/月毎に一覧表を作ることができます。
その他にも、上記の表を使って棒線グラフに書き換えることも可能です。円グラフなどもできます。

表に出す項目は自由に選択でき、例えばドライバー毎の、燃料消費量/連続走行距離/走行時間なども付け足すことができます。

なぜこの可視化の機能が事故削減においてCariotの機能の肝要な部分なのでしょうか?以下にてご説明いたします。

 

3.なぜ可視化が効くのか?

3-1.可視化が大事なワケ

最初の章で、事故を起こす人は「まさか自分が事故なんて」「自分は普通の運転をしているから大丈夫だ」と思っている、とお話しました。その理由に「自分の運転を客観視できない」とも。

それであれば、上記グラフで実際の運転状況を見せてあげればよいのです。

一定速度を超えた回数、急発進、急ハンドルをした回数などをグラフで見せるだけで、客観的に見ることができます。グラフには他のドライバーも並んでいるので、自分がどの位置にいるのかハッキリと確認できます。つまり、客観的に自分の運転を見ることができるのです。
 

3-2.実際に可視化した事例

今年の5月に、ワルツ商事様という、Cariotを導入されている会社様に導入事例のためのインタビューに行った時のお話です。

ワルツ商事様からは、「緊急現場へ向かわせる車両をいち早く特定させるため、リアルタイムに車両の位置が分かるシステムが欲しい」とお話をいただき、Cariotをご紹介させていただきました。

導入前の課題、導入後の成果などお話を詳しく聞いていく中で、社長様が思わぬ副次的な効果があったとおっしゃっていました。それは車両の連続無事故の日数のことです。

同社では日々、ドライバーがトラックで産業廃棄物を運搬しているのですが、管理者は日頃から事故への注意喚起を口頭で行っていたそうです。それでもこれまでの連続無事故記録が30日間だったのですが、Cariotを導入して一気に100日間に伸びたそうです。

私も驚いて、「社長、何をされたのですか?」と唐突に聞いてしまいました。すると社長様は、
「車両毎のスピード超過回数をグラフにして、普段みんなが見る社内に貼りだしただけだよ」とおっしゃっていました。たったそれだけだそうです。

ドライバー名を出すとさすがに懲罰的意味合いが強くなるので車両名毎にしたそうですが、運転しているドライバーは自分だと気付くそうで、みるみる事故が減ったとのことです。
 

3-3.可視化に潜む心理的効果

データで客観的に評価されると、自分の運転の状況がはっきりと分かりやすくなります。また、速度超過などの危険運転の回数が他のドライバーと比較できて、自分の運転レベルがより明確になります。すると、より運転レベルを上げたい、という気持ちになりやすく、次回以降はもっと優しい運転になる可能性が高いです。

他には単純に自分の運転技術の粗さを見られるのが恥ずかしい、嫌だ、とう気持ちがあると思います。

可視化による心理的効果をまとめますと、

1.自分の運転レベルへの気付きと改善/向上

2.恥をかくことへの嫌悪感

この2つのいわばアメとムチの効果が働くと、これまでのお客様と会話、事例取材した中で感じました。

ただ、ドライバーがあまりにも多いケースでは、「2」は働きにくいでしょうから別の対策が必要です。また、これまで事故への注意をほぼしていない、などの場合に、いきなりこれを実施してもドライバーの中には方向性が見えづらく「1」の効果が弱くなるケースも考えられます。

会社様によって多種多様なケースが考えられますので、ご利用中のお客様は弊社カスタマーサポートの担当者へご相談くださいませ。

その他、車両管理システムをご検討中の方には、また新たな事例や情報が入り次第ブログでご紹介いたします。

 

4.事故削減のために実施すること

ここまでお読みの方はもうお気付きかも知れませんが、まずは危険運転の種類と回数を記録することから始めると良いと思います。最初は分かりやすく、スピード超過の回数だけでもいいと思います。スモールスタートでもいいのでまずは始めることだと思います。

データが貯まってくると、それを簡単な表やグラフにして、自分の運転状況が分かるように伝えてあげましょう。他のドライバー達と比較できるようにすることも1つの手です。

ただしここは、会社やドライバーの環境に応じて独自の方法が必要になるかも知れません。どのように伝えればよいか、一回考えてから実施することをお勧めいたします。

これをまずは実施し、しばらく継続してみます。その後どうなったかある時点で振り返って、高い効果が出ればそのまま継続し、効果が薄かったらやり方を変えるのも良いと思います。

まずは、現状の可視化。そこをファーストステップとして取り組んではいかがでしょうか?

 
 
最後までお読みいただきありがとうございます。
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