【スクールバス活用事例】スクールバスの位置情報がスマホでいつでも確認可能に。登下校時の安全を提供

製品パンフレット

Cariotの機能、料金パッケージなどが掲載されたパンフレットです。 Cariotを導入することで何ができるようになるのか、具体的にどう変わるのか、ユースケースごとにご紹介しています。

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こんにちは。Cariot(キャリオット)ブログ編集部です。

今回ご紹介するお客様は、学校法人のY小学校です。
Y小学校では、生徒の送迎にスクールバスを使用しています。バスの到着時間や遅延をリアルタイムに知りたいという声が生徒・保護者から度々あがっていました。運転手は不定期に変わるため、“バスに取り付けたままで操作不要な製品”というご要望があり、Cariotを選んでいただきました。Y小学校様の取り組みとCariot活用成果をご紹介します。

<事例概要>
業種:学校法人
車両用途:送迎バス
課題: 問い合わせ削減

 

1.Cariot導入の経緯
~スクールバスの位置やスケジュールの問い合わせ対応が課題に~

Y小学校は、生徒の送迎をスクールバスで行っています。自宅近くのピックアップポイントで降車・乗車を行いますが、ダイヤが遅延・早着することがあります。連絡が間に合わずに雨の中を長時間待たせたり、「もう行ってしまったのか?」、「これから来るところなのか?」がわからないという課題がありました。
春・夏・冬の長期休暇は変則的なダイヤになるため、そのタイミングで特に問い合わせが増えてしまうという課題がありました。また、テレビのニュースで登下校中の事故が話題になると「安全対策としてどのような取り組みをしているか?」という関心も寄せられます。
これらに対応するために、車両の位置を取得するツールの資料請求を開始し製品の比較を始めました。その際、リアルタイムのマップは保護者にも共有したいという要望があったため、バスの位置を関係者にも共有できるツールを探し始めました。
 

2.Cariotに決めた理由
〜“車に取り付けたままで操作不要な製品”が決め手〜

最初にスマートフォン型の他社製品でトライアルを行ったところ、バスの乗り換えのタイミングでの置き忘れや操作ミスが発生しました。また、運転中は操作ミスを取り消すことができず、ドライバーの入れ替わりが発生します。新しい人にその都度、使い方を覚えてもらうのは困難だと考え“車に取り付けたままで操作不要な製品”に軸足を置き、適切な製品を探していました。
その後、Cariotのトライアルを行ったところ、バスに取り付けたままでよいこと、リアルタイムのマップがパスワードつきで保護者に共有できることが現場から好評価をいただき、導入に至りました。
 

3.導入時の課題と達成したいこと
~バスはどこ?の問い合わせの削減と、生徒・保護者への安心感の提供~

<課題>

  • スクールバスの運行状況についての問い合わせが多い
  • 登下校時の安全を確認したいという保護者の要望への対応
<実現したいこと>

  • バスの位置情報をリアルタイムで保護者に共有したい
  • 位置情報の共有は関係者に絞りたい

スクールバスの運行状況についての問い合わせが多いことがY小学校の課題でした。また、システムの導入を機に保護者ともバスの位置情報を共有し、登下校時の安全を確認できるよう体制づくりを行いました。

CariotではDriveCast(ドライブキャスト)というMapで車両の位置を共有するリンクが作成できます。Y小学校では、この機能を使って保護者にバスの位置情報を配布しました。
DriveCastでは、位置を配信する時間帯を登校・下校の時間に絞って細かく設定する機能があり、パスワードを設定して関係者にだけ安全にバスの位置情報を共有することが可能です。
また、毎年新入生・卒業生が入れ替わりますが、新学期のタイミングでパスワードを変更することで、関係者にだけ共有したいという運用方針に十分対応できると考えました。


図:パスワードや参照可能な時間帯を細かく設定可能です。
 

4.導入後の成果
~保護者からも安心!と称賛の声~

DriveCastを活用することで、保護者にバスの位置情報を共有できたのは大きな成果でした。渋滞やトラブルでスクールバスが予定時刻より遅れてしまったとき、状況もわからず待機する時間がなくなり便利になった・送迎バスの位置がわかって安心できるという評価をいただきました。
また、スクールバスの位置情報をスマートフォンやタブレットで運行状況が確認できようになったことは、保護者から生徒にへの「帰宅したか」などを確認するための連絡回数の削減にもつながっています。現在では、保護者からの学校への問い合わせも少なくなり、スクールバスの運営に欠かせない存在としてCariotが活用されています。
 

5.今後の展望
~保護者への共有をよりスムーズに行う~

導入から3年が経過し、学校も保護者もバスの位置情報の活用に慣れてきた印象です。
現在の使い方は、毎日決められたコースを走行するスクールバスの位置を共有するにとどまりますが、今後、DriveCastのコメント機能を使った遅延情報の配信や、悪天候時の臨時運休などのアナウンスなどの取り組みも行う予定です。

以前、大雪の予報があった際に「明日のバスは運行予定か?」という保護者からの問い合わせが多数ありました。保護者との連絡手段には、メーリングリストなど複数の方法を用意しています。しかし、保護者がDriveCastを使用し信用し確認するケースが多いことから、DriveCastで運休情報を通知する方がわかりやすいと考えました。このことから今後、クラスや学年単位で連絡網として使用しているメーリングリストとDriveCastの使い分けや運用を整理した上で、運用方針に関する広報も行いたいとしています。
また、DriveCastのリンクはスクールバスを利用するすべての家庭に配布していますが、途中からバス利用を始めた生徒の家庭に伝え漏れがあったり、期間限定でバスを利用する家庭には別途限定したリンクを配布するなど、細かい運用の設計を考え、スムーズに共有を行えるよう計画をしています。

図:コメントを配信できます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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