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【Cariot 専門家コラム】配送業務を 「見える化」するメリットとは

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森です。
ブログ第2回目は、配送業務での「見える化」について考えてみましょう。

皆さんは、友人との待ち合わせの際に、「今どこにいるの?」と携帯電話で確認したことがあるかと思います。「今どこ」の意味は、「いつ到着するのか」にも置き換えることができます。個人の場合は、集合時間に多少遅れても、それでお金のトラブルにつながることは無いでしょう。

一方、ビジネスとなると話は変わってきます。顧客は、約束の時間に荷物が届けられることを前提に、工場であれば生産、店舗であれば販売、建築現場であれば工事の業務手配をしています。その時間がずれてしまうと、顧客側に損失が生じます。ビジネスでは、時間=お金です。「早くても、遅くてもダメ」なのです。

実際には、交通状況は変化しますし、天候による影響も受けます。顧客の事情によって積み荷が遅くなることもあります。予定どおりに運行することは容易ではありません。やむを得ず予定が変更される場合に、いつ届くのか、いつ集荷に行けるのかなど、一刻も早くその状況と予測を顧客に伝えることが求められます。

配送業務は、単に「荷物を届ける」だけではなく、荷主と顧客との接点を担う大切な仕事です。従って、顧客に対する「サービス品質」の高さが求められます。顧客は表面的な運賃だけを見ているのではなく、約束された時間に対する定時性や、変更の際のタイムリーな報告や対処策を含めた、総合的な品質を評価しています。

配送業務の品質を高めるには、情報システムへの投資が有効です。例えば、位置情報や走行状態などをリアルタイムで見えるようにすれば、「いまどこにいるか」「あとどのくらいで届きそうか」「安全に運行しているか」が一目瞭然になります。

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こうすることで、顧客の要求に応えられるだけでなく、ドライバーに対しても安全運転を励行することになり、全体的なサービス品質が向上していきます。

さらに、これがセールスフォースなどのCRM(顧客管理システム)と連携すれば、顧客情報・注文情報・配送状況・請求情報が互いに結びつけられ、業務プロセスの全体像を把握・改善していけるようになります。

このように、配送業務の「見える化」は、顧客との接点を良好し、サービス品質を高めるための出発点になるのです。

mori 森 亮 (Mori Toru) 氏 プロフィール
合同会社CUNEMO代表、OSGeo財団日本支部代表。Salesforce×地図の第一人者として知られる。株式会社アルプス社、米MapInfo Corporationを経て、株式会社オークニーを創業し、長きにわたり地図情報システム業界を牽引。現在は位置情報を初めとした様々な分野で事業支援を行われる一方、OSGeo財団の日本支部代表として、高品質のオープンソース地理空間ソフトウェアの支援と構築を推進している。

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