【IT業界活用事例】走行のチェックからより深い分析への深化!

製品パンフレット

Cariotの機能、料金パッケージなどが掲載されたパンフレットです。 Cariotを導入することで何ができるようになるのか、具体的にどう変わるのか、ユースケースごとにご紹介しています。

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こんにちは。Cariot(キャリオット)ブログ編集部です。

今回ご紹介するお客様は、IT・情報通信業のA社様です。

A社様はトラックで支社から支社へ機密文書の運搬を行うため、その際「いまどこにいるか?」という追跡が不可欠でした。ドライバーや各支社に到着確認の電話をかけていましたが、不在の場合の折返し電話でのすれ違いや、「到着したかの確認をするのに更に待ち時間が発生する」といった二度手間が発生していました。また、安全運転を強化するために、ドライブレコーダーが付いているクルマにはシガータイプ、付いていないクルマにはドライブレコーダータイプをお選びいただき、Cariotを日常的に活用されている事例をご紹介します。

<事例概要>
業種:IT・情報通信業
車両用途:トラック・営業車
課題: 問い合わせ・労務管理工数削減、安全運転強化

 

1.Cariot導入の経緯
~ドライブレコーダーの導入時に、更に便利になるツールを探した~

A社様は、首都圏に複数の支社をもつIT・情報通信業者です。各拠点間の文書の運搬は専用のトラックを利用しています。機密書類を取り扱うため、走行ルートや廃棄までの時間が厳格に決まっています。そのため、目的地に到着したか、廃棄は完了したかという電話のやりとりが頻繁に行われていました。
更に、“それらを確認するための待ち時間”という二度手間が発生していたため、クルマの現在地や処理の状況をオンラインで確認できるツールの導入を検討していました。
従前から、走行ルートについては、確認が求められた場合にドライブレコーダーの録画チェックを行う運用をしていました。しかし、確認に手間がかかることに加え、古い録画が消えてしまうという課題がありました。
当時、ドライブレコーダーは一部のトラックにしか設置していませんでしたが、ちょうどその頃あおり運転による事故のニュースが世間で話題になっていました。同社でも、年に1〜2回類似のトラブルが発生していたことから、全車に導入する方針へと転換しました。その際、位置情報や走行ルートがわかる多機能な機器という条件を追加して検討を開始し、Cariotを導入することを決定しました。
 

2.Cariotに決めた理由
〜走行ルートが確実にわかる、問い合わせの削減効果にも期待〜

A社様は、親会社がすでにCariotを導入していたことから、導入前に実際に利用中の画面を見る機会がありました。
このとき A社様は、Cariotではクルマが「いつ」、「どこを」走行したかが確実に記録され、ひと目で状況がわかることで、直感的に「使える」と感じました。更に、リアルタイムにクルマの位置がわかることで、「車両は今どこにいるのか」という問い合わせ対応の削減効果への期待が持てました。
Cariot導入にあたり社内で役員へのプレゼンを行った際、現在地の確認がスマートフォンで簡単にできる点が好評だった他、PCでのログインが必須の他ツールより、効率よく活用できるのではないかと考え、Cariotの導入を決定しました。

図:Cariotでは「いつ」「どこを」走ったかが確実に記録されます。
 

3.導入時の課題と達成したいこと
~問い合わせ工数を削減したい、ドライブレコーダーでルートと安全管理をしたい~

<課題>

  • 「いつ」、「どこを」走行したかを確実に記録したい
  • 危険運転やあおり運転などのトラブルに備えたい
<実現したいこと>

  • 「今どこ?」の問い合わせを削減したい
  • ドライブレコーダーで安全を守りトラブルを予防したい
  • 使いやすいツールでスムーズに導入・運用定着化をしたい

クルマが「いつ」、「どこを」走行したかを確実に記録し、危険運転やあおり運転などのトラブルに備えることがA社様の解決したい課題でした。また、責任者である役員や管理職は移動が多く、PCの前でじっくり確認する時間を取ることが難しいことから、スマートフォンで簡単にクルマの現在地が確認できる点を評価し、Cariotの導入を決定しました。
また、A社様ではすでにドライブレコーダーを装着しているクルマにはシガータイプを、付いていなかったクルマにはドライブレコーダータイプをお選びいただきました。走行時にはドライブレコーダーで録画している動画が記録として残るため万一、あおり運転などのトラブルが生じた際にも対応できます。加えてクルマが「いつ」、「どこを」走行したかの記録も残るのでニ重の安全を得ることができます。

図:スマホでどこにいても現在地が確認できるのが決め手になりました。
 

4.導入後の成果
 ~問い合わせ削減・ICT化の推進~

導入後の成果として、以下の2点が得られました。

  1. 問い合わせ・確認コスト削減
  2. ICT化の推進

<問い合わせ・確認コスト削減>
Cariotの「DriveCast」というリアルタイムの車両位置を確認する機能で、クルマの現在置に関する問い合わせが大幅に削減できました。スマートフォンで確認できるため、事務所で電話に注意を向けながら待つ必要がなく、時間を有効に活用できます。
加えて、走行ルートの記録が確実に残るという信頼を得たことで、ドライバーに頻繁に電話をかけ確認する必要がないことが、運用として定着しました。また、Cariot導入前は、ドライブレコーダーで確認したいことがあった場合は、 SDカードを抜き差しして動画の確認をしていました。しかし、Cariot導入後は走行ルートの自動記録で代用できるため、その手間も大きく削減できました。Cariotの画面を見れば、従来は電話で問い合わせをし、確認していたことが画面上でひと目でわかるため、業務でフル活用ができています。

<ICT化の推進>
会社の方針として、PCにインストールして利用するようなソフトを減らし、オンラインツール導入を推進していくというSaaS化の動きがあります。このとき課題となったことは、面倒なSaaSだとログインするまでのハードルが高く、せっかく導入してもなかなかログインして見てくれない・運用が定着しないということでした。
Cariotは、スマートフォンでいつでも確認できるため、導入のハードルが低く、Cariotのようなツールであれば運用を定着させるためのできるという現場のベンチマークとして、ICT化が推進されるという予期せぬ相乗効果も得られました。現在では、毎日見て使えるツールの代表としてCariotは欠かせない存在です。
 

5.今後の展望
~レポート・ダッシュボードの活用~

今後は、Cariotで取得し溜まったデータを、レポート・ダッシュボード機能を用いて活用していく予定です。
従来は「特定のルートを時間どおりに正しく走行できたか」という1点が、ドライバー・管理者にとっての関心事でした。しかしCariotの導入により確認のためのハードルが下がったことで、「クルマは恒常的にどのような状態なのか」、「どのような傾向があるのか」という、より中長期的・俯瞰的な視点でのデータの見方への関心が高まりました。
また、エリア別・支社別・時間帯別など、新しい発見がありそうなデータも取得できていることから、各支社と連携し「どのようなデータが活用できそうか」の議論を開始しています。加えて、安全運転やルート確認にかけるコストが下がったことで視座を高く持てるようになり、今後もデータを活用できるのではないかと考えています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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