間もなく引っ越し最繁忙期!〜引っ越し難民解消に役立つシステムとは?〜

Cariotで実現する遅延対策と位置情報の共有

自然災害など緊急事態において、配送スタッフの安全確保と物流網の速やかな復旧を行うには、車両の位置情報の把握が重要になります。平時から緊急事態に備える上で考慮すべきポイントについてご紹介します。

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こんにちは。Cariot(キャリオット)ブログ編集部です。

毎年3月中旬から4月上旬は引っ越し件数が最も多くなる時期です。
不動産事業者は顧客を物件への案内や契約を、引っ越し事業者は見積もり作成に加え、引っ越し当日の車両・スタッフの確保と配置などを行います。
しかし、引っ越し事業者の人手不足などの影響を受け、顧客が希望の日時で引っ越すことができないケースも増えており「引っ越し難民」と呼ばれる事態が発生しています。

今回は、引っ越し難民の解消に向けた取り組みと、不動産業界や引っ越し事業者の課題解消をサポートするシステムについてお伝えします。

 

1.引っ越し難民解消に向けた取り組み

転勤・就職・進学の時期と重なる3月中旬から4月上旬は、1年の中で引っ越し件数が最も多い時期です。国土交通省が公表した2022年の「引越し混雑予想」では、例年同様の3月中旬〜4月上旬が引っ越しのピークになると予想しています。
それに伴い、不動産事業者では賃貸物件の内見件数が2月ごろから活発に動いていることが推測されます。

画像:国土交通省「2022引越繁忙期対策チラシ

画像:国土交通省「引越時期の分散に向けたお願い

引っ越し事業者は、繁忙期には人員を増やして対応しています。しかし、作業スタッフの人数や荷物を運ぶ車両数には限りがあることや、従来からの人手不足に加え働き方改革の影響などの影響から、引っ越し件数がピークを迎える時期に「引っ越し難民」が生じています。

上記のような問題を解消するため、国土交通省や関連団体は「引っ越し時期の分散」を呼びかけると同時に、以下の取り組みを公表しています。

<国土交通省における取り組み>

  • 経済団体等への要請:経済団体を通じて、民間企業の異動時期分散化の検討要請
  • 国土交通省職員の異動:4月期の人事異動に伴う引越を行う職員のいわゆる「赴任期間」の活用
  • その他:全国の地方運輸局における引越のトラブル等に関する情報提供窓口の設置

(引用:国土交通省「引越時期の分散に向けたお願い」)

引っ越し件数が多い時期に転居する場合は、時期をずらす・早めに業者の手配・依頼を行うなど、顧客側も工夫をする必要がありそうです。


 

2.不動産事業者の課題/Cariotを活用した解決方法

2-1.スタッフの業務実態が把握できないことで生じる問題

引っ越しの最盛期には、不動産事業者のスタッフは入居希望者が内見を希望する複数の物件へと案内をするための移動が増えます。
顧客を案内する際に社有車を使用するケースもあります。スタッフは一度外出してしまうと、現場で効率よく案内をしているか、適切なルートを走行しているか、現場でどのような業務を行っているかなど実際の業務実態を把握しにくくなってしまい、問題が生じる可能性があります。
また、スタッフの現在地がわからないと、車両を誰が・いつ使用し・いつ頃戻ってくるかなどの確認やスケジュール調整を頻繁に行う必要もあります。

<業務実態を把握できないことで生じる問題>

  • 移動にかかる時間の割合が把握できない
  • 利益を生まない手待ち時間の増加
  • 非効率な業務による時間外労働の増加
  • スタッフの現在地が分からず確認に時間を要する
  • 車両の管理やスタッフのスケジュール調整が難しくなる

など

複数の物件を効率よく回ることは、内件数や成約件数を増やすことにつながります。
課題を解消し業務効率を向上させるためには、システムを活用し走行データ等を自動で取得することが効果的です。システムを活用することは、どこにボトルネックがあるかが発見しやすくなるほか、客観的な数値を元に客観的な改善策を講じることもできるようなるといったメリットもあります。

2-2.不動産事業者の課題解消をサポートするCariotの機能

モビリティ業務最適化クラウドCariotは、車両を使い業務を行う企業・事業所の皆様が抱える課題を解消するため、車両の走行実績や走行ルート、各訪問先での滞在時間などを自動で記録できる機能などをご用意しています。

・エリア機能
繁忙期には、急な来客対応や当日の物件案内が発生することがあります。このようなときは、GPSを用いて車両の位置情報をリアルタイムで取得・把握できるCariotの「エリア」機能をご活用ください。
地図上でスタッフの動きをひと目で確認できるため、現場のスタッフや顧客と電話でやりとりをする回数を大幅に削減できます。

・DriveCast
本機能で発行した共有用URLを関係者に送信することで、車両の位置情報や目的地への到着予定時間が確認できます。PC・スマートフォン・タブレットでもご利用いただけます。
関係者間で現在の状況をひと目で確認できるため、問い合わせ対応の業務負担を軽減しながら顧客満足度の向上にも寄与します。

・走行データ
どのようなルートで走行し・どこに訪問しているかが地図上で確認できます。
効率的なルートで走行しているか、折り返し運転などの非効率な走行を行なっていないかなど、正確な業務実態が把握できます。

・運行予定/実績
車両の利用予約と実績を、画面上で簡単に管理・作成できる機能です。車両の上状況の確認や空予約の有無がわかり、利用効率が向上します。

・レポート
利用者別・部署別・車両別など、それぞれの目的に合わせたレポートが作成できる機能です。レポートの集計結果はグラフィカルなレイアウトで表示されるため、車両やスタッフの動きや状況を視覚的に確認することができます。

・訪問ステータス(Cariotモバイルアプリ限定機能)
営業担当者やスタッフが、どこに訪問したか・訪問先でどのような業務を行ったかを記録できる機能です。
訪問先での活動実体を正確に把握することで、業務内のムリ・ムダ・ムラといったボトルネックが発見しやすくなります。



 

3.引っ越し事業者の課題/Cariotを活用した解決方法

3-1.現場の状況が把握できないことで生じる問題

引っ越し事業者は、1日に複数件の家庭に足を運び見積もりを作成したり、引っ越し作業を行ったりすることも珍しくありません。
引っ越し件数が増加する時期にスムーズに業務を行うためには、顧客と事前の打ち合わせをしておくことはもちろんのこと、引っ越し当日の作業を遅延なく行わなければなりません。特に複数件の作業を行う日は、1件あたりの作業時間が長引いてしまうと次の現場に遅れてしまうこともあります。このことが顧客とのトラブルの原因になるだけでなく、次の現場に急いで移動することでスピードの出し過ぎや危険運転など行う可能性があります。

繁忙期は、現場のスタッフだけでなく管理者も配車スケジュールの作成や人員の配置、現場の状況確認や安全運転管理などを行わなければならず業務負担が増加します。
業務負担を軽減しながら効率よく行うためには、各車両・スタッフの動きをリアアルタイムで確認・把握できる「動態管理システム」の活用がおすすめです。

3-2.引っ越し事業者の課題解消をサポートするCariotの機能

モビリティ業務最適化クラウドCariotは、引っ越し事業者のお悩みを解消に導く機能をご用意しています。

・「配送計画」機能
Cariotの「配送計画」機能は、配送計画をCariot上に直接入力、もしくはExcelテンプレートからアップロードしていただくことで、配送計画の登録・編集ができる機能です。
事前に登録した情報をもとに「計画どおりに運行できているか」、遅延が発生している場合には「どの程度の遅延が発生しているか」が把握できます。

・遅延検知・通知
走行中の車両の到着予定時間と現在の状況を比較し、車両の遅延を検知し管理者に通知する機能です。事前の設定で複数の通知先に知らせることも可能です。

・駐車イベントマップ
事前の設定が無くとも、車両が待機・滞留している場所や滞留していた時間を記録し、ドライバーの労働実態を把握できるようになる機能です。
本機能を活用いただくことで、車両の待機や滞留が「どこで」、「どのくらい」発生しているかを見える化できます。

・日報・月報の自動作成
日報・月報を自動で作成できる機能です。日々の作業負荷を低減しながら正確な日報が作成できます。月報は、任意の締め日が設定し出力することができます。

・危険運転検知
運転中に急加速・急減速、急ハンドル、速度超過などの危険運転を検知し管理者へメールで通知する機能です。危険運転が発生したタイミングで具体的な数値をもとに特定の運転手へ安全運転指導ができるため、事故防止に役立ちます。

モビリティ業務最適化クラウドCariotでは、車両を使い業務を行う皆様へ、さまざまなお役立ち資料や導入事例のご紹介をしています。こちらもぜひ、ご覧ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからもCariotは、より便利に使っていただくための機能の開発を進めてまいります。
ご意見・ご質問・ご感想・ご要望などがございましたら、下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。

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※本記事の情報、及び画像は、記事作成時点のものです。詳しくは最新の情報をご確認ください。

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