可視化とデータ活用で配送効率がアップ!過去の振り返りが重要な理由

製品パンフレット

Cariotの機能、料金パッケージなどが掲載されたパンフレットです。 Cariotを導入することで何ができるようになるのか、具体的にどう変わるのか、ユースケースごとにご紹介しています。

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こんにちは。Cariot(キャリオット)ブログ編集部です。

配送や営業など車を使う業務にとって、効率化は最も大きなテーマです。
昨今ではモビリティに特化したさまざまなサービスが開発されていますが、その中でもデータの可視化とデータ活用の利便性において、ユーザより高い評価を得ているのが「Cariot」(キャリオット)です。リアルタイムで走行データを取得し、そのデータを用い効率化を支援する「Cariot」の強みをご紹介します。

 

1.Cariot(キャリオット)の可視化とデータ活用とは

「Cariot」の最大の強みは、「可視化」と「データ活用」です。この二つはあらゆる業務における効率化の基本になるもので、特に車両を使用する営業や配送の業界では、これらをいかに活用するかで成否が決まるといっても過言ではありません。

「Cariot」は、モビリティ業務を徹底的に研究して開発された、業務最適化クラウドサービスです。業務の非効率や問題点を導き出すには「見える化=可視化」が大前提となりますが、「Cariot」は3秒に1回という頻度でGPSから車両の現在位置を取得します。走行実績の全貌を明らかにするだけでなく、全てのデータを即時に集積することができます。

そして取得されたデータは、さまざまな条件で自在に抽出することが可能です。自社の業務に即して、効率化につながるポイントを明確に発見することができます。また、これらのデータは可変性に富み、テンプレートでデータが数種類、見ることができるだけのツールとは違い、どの業種でも活用できるよう、車/拠点/ドライバー/訪問先ごとなどさまざまな軸で分析ができます。このようなユーザービリティの高さも「Cariot」の人気の理由です。

1-1.リアルタイム位置・配送状況の「見える化」

「見える化」の実現で最も活用度が高いのは、リアルタイムで車両位置が確認できる「エリアマップ」機能です。車両の動態管理に必要な全ての情報が、この機能に集約されています。
GPSから3秒に1回の頻度で車両の位置情報がシステムに送られて、営業担当者がどこにいるのか、どのようなルートを走行しているのか、目的地への所要時間はどれくらいか、などの情報を可視化することができます。

さらに、「DriveCast」機能を活用することで車両の位置情報を共有することができます。URLを発行することで、社外の端末からも車両の現在地を確認することができるようになります。荷物の到着を待つお客様にとっても利便性を実感できます。また、地図上のピンの位置から住所も割り出せるため、地図を見ただけではわからない正確な情報を得ることも可能です。

「Cariot」には、この他にも遅延検知や、設定した地点の出発・到着通知機能、危険運転の通知など、今まではドライバーから電話での報告が必要だった用件を、運転を中止することなく画面から伝達する機能が多数搭載されています。
管理者は離れた場所からひとつの画面で全車両の動向を見守ることができるようになり、従来費やしていた連絡の時間や手間が大幅に短縮されます。

1-2.過去を振り返る

データの活用において、最も重要になるのが「過去データの振り返り」です。「見える化」により取得された車両の走行情報は、瞬時にデータとして集積されていきます。このデータを分析することで、自社の業務の全貌が数値化され明確になります。

これらのデータを活用してできることは、数限りない可能性がありますが、中でも効率化において重要になるのが、非効率や問題点のあぶり出しです。例えば、事前に用意した配送計画と実働の差異や、拠点ごとにおける動向の偏りなど、膨大なデータから必要な条件を指定して抽出することができるため、ピンポイントな情報を取得することができます。しかも、それらは一般的なデータではなく、自社の実績からはじき出されたファクトであり、情報の密度が高いことが大きなメリットです。

端末を操作するだけで、あらゆる過去データから解決策を導き出す「Cariot」は、従来の紙の書類で実現できないレベルの情報処理を可能にします。ぜひ顧客満足度、売上の向上のために活用してください。

1-3.データの活用で生産性向上

データの活用は、効率化とともに生産性の向上にも役立ちます。走行に関してはもちろん、車両に関するあらゆるデータを分析できるため、企業によって異なるフローの中で、的確に課題を導き出し、業務改善につなげます。
以下に生産性を大きく向上させた、代表的なデータ分析の例をご紹介します。

適正な車両の稼働率
全車両を一元管理することができ、稼働率が適正かどうか数値で判断ができます。また、時間、曜日などを指定して検索することも可能です。

車両に付随するコストの削減
ガソリン代、駐車場、維持費など、車両に付随する経費もデータ化されるため、削減できるコストの範囲が広がります。

ルートの重複チェック
「走行データ分析(重ね合わせ)」機能により、複数の走行データを地図上で比較。効率化を妨げているルートの重複を発見します。

適材適所のルート計画
データ分析から個人の業務のムラを把握することができるため、ルート計画と突き合わせることで、適材適所の人員配置が可能になります。

時間外労働の発生チェック
ドライバーの業務の偏りで発生する、時間外労働やムダな空き時間を発見し、スムーズで適正なスケジューリングを実現します。
 

2.過去の振り返り機能はなぜ重要?

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事業の計画を考える場合、最も重要視されるのが「過去のデータ分析」です。インターネットの検索などでも、過去に集積された膨大なデータから情報を引き出し活用することはできます。
ただし、一般的なデータの場合は自社とは条件が違うことも多く、ビジネスでは参考数値としての活用が主流です。

その点、「Cariot」で集積されたデータであれば、自社の過去実績から取得された純粋なファクトであるため信頼性が非常に高く、確実に改善ポイントを発見できるメリットがあります。また事業所ごとの課題など、地域性を踏まえた事実を発見することができたり、配送効率の高いドライバーのルート計画をモデル化できたり、車両に関する情報だけでなく、業務に関する全ての過去データを一括で管理することができます。社内の各部署間で情報共有できるのもパフォーマンスに優れたポイントです。

現場と管理者が「Cariot」を介し、一体となって業務効率化に取り組むことにより、共通のものさしで課題を共有できます。ぜひ、常に過去のデータを振り返り、より確実性のある事業計画につなげてください。

2-1.過去の振り返りによる業務改善事例

配送効率化のツールにはさまざまなサービスがありますが、過去データの振り返りができるかどうかがポイントです。過去データを参照しない場合、分析から導かれる実用性の高い効率化や提案ができません。過去を振り返ることで改善された、具体的な実例を見ていきましょう。

走行/配送/訪問状況が把握できる
遅延や長時間の待機などは効率低下の原因となりますが、ドライバーだけでは解決が難しい問題です。過去のデータから裏付けを導き出し、時間指定の緩和などを交渉することで、顧客と自社両者のメリットが生まれます。

稼働状況が把握できる
車両管理のコストは莫大です。稼働状況を正確に把握し、適正台数での運用が可能かどうか、実働データのレポートと照らし合わせて試算することで、コストのムダを計画的に削減する判断材料となります。

危険運転も兼ねた走行データの保存ができる
「Cariot」は危険運転が発生した際、即時にその情報を検知することができます。このデータは、安全運転の指導に役立てることができ、万が一事故や遅延に至った場合にも、迅速な対応のための情報となります。

2-2.振り返りによってもたらされる効率アップ

未来のルートをAIで導き出す機能や、過去データを参照しないナビゲーションツールの場合、一般的な地図情報から最適化されたルートを割り出すことしかできず、その会社が持っている独自の業務フローや担当エリアの特性、顧客の要望など、過去に積み上げてきた実績が取り込まれません。そのため、実用的なルートが提案されず、細かい部分を修正しないといけない不便が発生します。
しかし「Cariot」であれば、ルートだけでなく速度や滞在時間など、詳細な過去のデータが集積されているため、実用的でその根拠にも説得力があります。また、過去のデータから課題を洗い出すことができるため、改善につながりやすくなります。さらにデータは蓄積すればするほど具体的になり、一般的なナビゲーションとの差をはっきりと実感できます。
 

3.過去の振り返りが役立つシーン

過去のデータを振り返るメリットを上項で解説しましたが、自社の実績を取り込める「Cariot」は、多彩なシーンで有効な活用が期待できます。特に過去のデータが有効にはたらく実例をピックアップしました。

社内資料としての活用
「Cariot」の過去データは、新人の教育や担当エリア変更、得意先の引継ぎなどの際にも有効活用できます。特定のエリアや担当者で条件を絞り込んでデータが抽出できるため、未経験の案件に担当になったときや、上司や前任者に質問できないときでも、ダッシュボードで過去のデータから必要な情報を得ることができます。

顧客へのプレゼンテーション
新しい提案や自社の実績を顧客にプレゼンテーションする時にも、「Cariot」の過去データは強い味方になります。顧客の要望や業種に合わせて、過去のデータから自在に情報を引き出し、詳細なレポートとして提出ができます。また、データは可変性が高いため、グラフや表など目に見える形で資料に落とし込むことも可能です。
 

4.Cariotのルート可視化の強み

可視化において細かいカスタマイズができるのも、「Cariot」の優れたポイントです。ドライバーごとの可視化もそのひとつ。個人の走行データを抽出して検討するのはもちろん、他のドライバーのルートと比較することもできます。その結果、「Aさんは大回りのルートをとっている」、「Bさんとエリアが重なっている」など、総合的な判断で全体の効率化が実現します。
また、ドライバーだけでなくエリアごとや時間帯ごと、得意先ごとなど、あらゆる項目で可視化して総合的に判断ができるため、立体的に業務の問題点が浮き上がってきます。

4-1.ルートの見直しで効率化

可視化とデータ化、さらに過去のデータ分析で、走行以外にも詳細な改善ポイントの発見が可能になります。例えば、外回り時の駐車場の位置改善が挙げられます。従来は一か所ずつ回っていたルートでも、ひとつの駐車場で2軒の得意先に配送ができる場合があります。これも、データの見える化があってこその効率アップです。
システムは導入して終わりではなく、使いこなすことで効率化の度合いに大きな差が出ます。ぜひ継続的にデータ分析を行い、最適な成果に結びつけましょう。

4-2.真のルート最適化とは

「Cariot」が目指すのは、「真のルート最適化」です。ルートの自動生成ができるナビゲーションを使っても、目的地までの最短距離や道路情報という前提条件だけでは、「ビジネスの現場において実用的なルートは得られなかった」という企業も多いはずです。
自社が培ってきた経験や実績をベースに分析し、独自に最適化されたルートこそが、本当の意味で効果が実感できる「真のルート最適化」であり、効率化につながる道であるといえます。

「Cariot」では、継続的な改善を実現するため、導入時に業務に合わせたカスタマイズを徹底し、手厚いサポートで最高の成果をバックアップします。使い始めたその日から、効率化への手ごたえを実感してください。
 

5.まとめ

「ルート最適化ツールで効率化したいけど、どれを選んでいいかわからない」という企業は少なくないでしょう。もし、継続的な改善を望むのであれば、過去データをどれだけ有効活用できるかを重要視して選んでください。
ルート最適化、効率化、データ分析など、業務改善に必要な情報すべてを「Cariot」がフルサポートします。
 
 
※本記事の情報、及び画像は、記事作成時点のものです。詳しくは最新の情報をご確認ください。

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