ホワイト物流とは|ホワイト物流推進運動の概要・課題解決などを解説

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Cariotの機能、料金パッケージが掲載されたパンフレットです。 機能紹介は、機能一覧の他に、輸配送、およびフィールドセールス・フィールドサービスの、それぞれの用途で車両をお使いの場合に生じうる課題の解決に役立つものをピックアップし、より詳しくご紹介しています。

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働き方改革に伴い、物流業界でも労働環境の改善が注目されています。そうした今、キーワードとしてうたわれているのが「ホワイト物流」です。ここでは、国が進めるホワイト物流推進運動の概要と、物流業界における課題と解決策を紹介し、人手不足への対策や効率化が求められる中、いかに改善を進めていくか、についてお伝えいたします。
【目次】
1. ホワイト物流とは
2. ホワイト物流推進運動の概要
3. ホワイト物流の賛同企業
4. 運送業界の課題と解決策
 4-1. 走行状態の把握の難しさ
 4-2. アナログ式の動態管理では限界がある
 4-3. 管理の効率化の方へ
 4-4. ドライバーの過重労働
 4-5. 配送の最適化が困難
5. ホワイト物流に関するセミナー
6. 動態管理システム導入によりホワイト物流を推進

1. ホワイト物流とは

ホワイト物流は、トラック運転手の劣悪な労働環境を「ブラック業界」と称されたことに対して付けられた名称です。物流業界では長時間の連続運転を起因とした事故が多発したことや、長時間労働が状態化していたことが問題となっていました。
その結果、トラック運転者の有効求人倍率が平成30年12月に3.03倍になるなど、深刻なドライバー不足に陥ったのです。国土交通省、経済産業省、農林水産省がこの労働環境改善を目的にホワイト物流の推進と参画を各物流企業に募りました。

2. ホワイト物流推進運動の概要

ホワイト物流推進運動とは、国土交通省が掲げる運動であり、次の2点を目的として推進されています。

  • トラック輸送の生産性の向上・物流の効率化
  • 女性や60代以上の運転者等も働きやすい、より「ホワイト」な労働環境の実現

これらの目的は、物流企業単体では実現させることは難しい部分もあります。荷主企業や納品先企業、そして物流企業が問題改善のために、相互の理解と協力をしあうことで、物流における現状の非効率的な状況を改善し、生産性の向上と働き方改革の双方を実現していく必要があります。

3. ホワイト物流の賛同企業

国土交通省は、2019年3月にホワイト物流推進運動を公開しました。同年5月13日には全国にある関連企業約6,300社の代表者などに対して、このホワイト物流推進運動への参加を要請するための文書送付を行っています。
その後、大手企業を中心として、約559社(2019年9月末日まで)が賛同して「自主行動宣言」を提出しました。初年度としては比較的多くの企業が賛同したのですが、要請した約6,300社の割合からすると1割にも満たない数字です。まだまだホワイト物流推進運動に賛同している企業は少ないといえるでしょう。

4. 運送業界の課題と解決策

ホワイト物流推進運動が推し進められていますが、物流業界において現実問題として課題となっているのは、主に以下の3つです。

  • 走行状態の把握の難しさ
  • ドライバーの過重労働
  • 配送の最適化が困難

これらの課題は、ほぼすべての物流企業が頭を抱える問題であり、解決に向けた行動が強く求められています。具体的にどのようなポイントを押さえて、対処していく必要があるのでしょうか。ここでは、それぞれの課題を解決するために対処すべきポイントを詳しくご紹介します。

4-1. 走行状態の把握の難しさ

1台、2台の車両であれば、管理は比較的容易です。しかし、物流業において管理する車両は非常に多く、車両が多ければ多いほど、適切な管理をするのが難しくなります。すべての車両における空車時間や納品待機時間を均等に削減するために、マンパワーだけに頼っていたのでは改善効果は頭打ちとなるでしょう。また、ドライバー管理も困難を極めます。ドライバーの労働時間を自己申告制にしている企業も多く、勤怠の時間パターンも複雑です。
そのため、どうしても正しい走行や労働環境の把握は困難になります。適切に管理するためには、動態管理システムの導入が効果的です。車両の走行状況の可視化、ムダの削減と効率化を進めることで、車両がムダに遊んでいない労働環境を構築する必要があるでしょう。

4-2. アナログ式の動態管理では限界がある

配送効率の最適化のためには、動態管理システムを導入することがおすすめです。しかし、導入の初期コストばかりを気にして、システム導入をせずにマンパワーに頼ったアナログ式の走行や配送の管理を続ける企業もあります。先にご説明したように、車両台数が増えれば増えるほど、人力による輸配送の管理は困難となります。
さらに、昨今言われている労働人口の減少、ドライバー不足や高齢化などの懸念もあります。車両を適切に管理しつつ、配送効率を最適化するためには、膨大な条件を処理して、解を導き出す必要があります。日々変わる配送状況などを考慮すると、人力での管理はすぐに限界を迎えるでしょう。結果として、担当者の負担が増え、輸配送の管理が立ち行かなくなることも予測されます。短期的な視点では、長期的にはコスト増になり根本的な解決にならないため、注意が必要です。

4-3. 管理の効率化の方へ

輸配送の管理は、人力による対処が非常に困難であることから、動態管理システムの導入を考えている企業は多いのではないでしょうか。また、労働環境改善のために労務管理を適切に進めたいとも考えている企業もあるかもしれません。しかし、「どんなシステムを導入したほうがいいのか」「導入することでどのような改善ができるのか」など、分からないことばかりだと頭を抱えている企業担当者も多いです。
そのような悩みを抱えている場合は、次のような資料を参考にしてみてはいかがでしょうか。アナログ式な輸配送管理の問題点やシステムを導入してデジタル化をすることへのメリットなど、具体例を用いて説明しています。自社の労働環境改善のための手助けとなってくれることでしょう。
これまでのアナログ式管理とデジタル化/システム化した管理の差を紹介しています。どれほど差があるのかが明確に分かります。

4-4. ドライバーの過重労働

最近では、ネット通販市場などの需要増により、小口配送が増加傾向です。それに拍車をかけるように、トラックドライバーの人員不足により、現在従事しているドライバー1人1人に大きな負担がかかり、結果としてオーバーワークな状態となっています。また、配送先が増えているだけではありません。慣例的に、長時間の待ち状態が発生やすいことも過重労働の要因の一つといえるでしょう。
これらの要因によって、トラックドライバーの労働時間は、全産業の平均労働時間と比較して、約2時間も多い状況です。過重労働を解決するためには、価格競争だけに特化するのではなく、輸配送の最適化を行う事で、ムダの削減と生産性をUPすることが先決です。ドライバーが増えれば、オーバーワークの解消も望めるでしょう。

4-5. 配送の最適化が困難

配送の最適化ができていないことで、コストが膨れ上がっているのも労働環境悪化の要因の一つです。長時間の荷待ち発生、積み降ろしの時間など、配送拠点から顧客へお届けするまでのコストが最小になっていません。しっかり車両を管理したうえで、どのルートを走行すれば、コストを最小限に抑えることができるのか、しっかりとした計画が建てられていないため、行き当たりばったりの集配になっていることが多いのです。
これらを解決するためには、人力で最適解を導き出すのは非常に難しいです。最小コストを導き出すことができるシステムを導入したうえで、人間による調整を加えることで、初めてコストを最小限に抑えた配送ルートをはじき出すことが期待できるでしょう。

5. ホワイト物流に関するセミナー

国土交通省を中心にホワイト物流推進運動に関するセミナーが開催されています。「自主行動宣言」について、以下のような内容のセミナーを受講することが可能です。

  • どのような取り組みが行われているのかなどの事例紹介
  • トラック運送業者間での契約の書面化などの取引適正化
  • 実際に起こったトラブルの概要と取り扱いの説明など

各会場先着100名という上限がありますが、参加費は無料です。近くの会場へ参加ができるのであれば、積極的に受講してホワイト物流推進運動についての理解を深めてはいかがでしょうか。

6. 動態管理システム導入によりホワイト物流を推進

過酷な労働環境によってドライバー不足が問題となっている物流企業において、国土交通省などがホワイト物流推進運動を推進しています。適切な輸配送管理、労務管理を行うためには、人力に依存するのではなく適切な動態管理システムを導入するのがおすすめです。効率化を一歩前へ進めるためシステム導入を検討し、自社の業務改善のきっかけにされてはいかがでしょうか。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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