Cariotのコネクテッドなブログ

テレマティクスサービスの活用例と導入の流れ

【目次】
 
・テレマティクスサービスとは
・テレマティクスの活用例
・テレマティクスサービスの特徴
・テレマティクスサービスの料金と導入の流れ
・まとめ

「もっと簡単に車両の管理を行い、業務効率化を図りたい…」そんな悩みをお持ちの場合、その対策のひとつとして「テレマティクスサービス」の導入が挙げられるでしょう。近年、新たに生まれたサービスのため、「そもそもテレマティクスサービスとは何なのか?」ご存じない方も多いかもしれません。

今回は、「テレマティクスサービス」について詳しくご紹介するとともに、その活用例や導入の流れなどについてご紹介します。
 
 

▪️テレマティクスサービスとは

テレマティクスサービスとは、「移動するモノに、通信機能やGPS機能を備えた機器を搭載して、通信システムを使って情報を送受信することで、情報管理や関連サービスを提供すること」を指します。「テレマティクス(telematics)」は、通信(Telecommunication)と情報科学(Informatics)を指す言葉です。

イメージがわきにくいかもしれませんが、「カーナビ」を想像していただければ分かりやすいでしょう。カーナビが天候情報や渋滞情報などを取得することができるのは、カーナビにGPS機能と通信システムが備わっているからです。

あらゆるモノがインターネットを通じてつながることを「IoT(Internet of Things)」といいますが、車に特化したIoTは「コネクティッドカー」と呼ばれることもあり、最近は車両管理システムや運行管理システムのサービスも増えてきています。
 
 

▪️テレマティクスの活用例

テレマティクスは、車両に関するさまざまなデータを可視化するため、車両管理、運転状況の記録・集計、最適なルート検索など、いろいろな場面に活かすことができます。

また、急発進や急ブレーキなど、事故の原因となる危険運転も察知することができます。そのため、ドライバーへの安全運転指導も、実際の運転記録に基づいて、より簡単で的確に行うことができるようになります。

そのほか、テレマティクスの活用例としては以下のようなものが挙げられます。
 
<テレマティクスの活用例>

  • 車両管理
  • 運転状況の記録・集計
  • 最適なルートの案内
  • 緊急時のヘルプ要請

 
など

テレマティクスは、渋滞情報や天候情報なども取得できるため、リアルタイムな道路状況や走行環境に応じて、より最適なルートを案内し、業務効率化を図ることも可能です。
 
それでは、活用例を具体的にご紹介します。
 

例①テレマティクス保険

テレマティクス保険とは、テレマティクスを利用して「走行距離」や「運転特性」といった運転者ごとの運転情報を取得・分析し、その情報を基に保険料を算定する自動車保険のことです。運転日時や運転距離、最高速度、平均速度などで保険料を算定します。

保険料の算出方式によって、PAYD(走行距離連動型)とPHYD(運転行動連動型)2つのタイプがあります。例えば、PAYDの場合であれば、走行距離が長いケースのほうが保険料がアップします。PHYDの場合であれば、急発進・急ブレーキといった危険運転が多いと保険料がアップする仕組みです。
 
 

例②クラウドと組み合わせた車両管理システム

車両管理システムは、リアルタイムで各車両の位置情報を把握したり、より最適な走行ルートをドライバーに提案したり、ドライバーの日報を自動作成したりと、さまざまな業務効率化をももたらします。

近年、この車両管理システムをクラウド型で提供するサービスも増えてきました。

一般的に、こうしたシステムを導入する場合、自社でサーバーを用意して、開発、運用するとなると、大きな投資コストやランニングコストがかかります。

しかし、クラウド型のサービスでは、自社でサーバーを用意したり、システム開発する必要がありません。インターネットを通して、ネットワーク経由でサービスが利用できます。ソフトウェアやデータの保存場所、アクセスする端末に縛られることがないため、手軽に利用できるのが大きな特徴です。

インターネットに接続できる環境さえあれば、管理者やドライバーは、通常業務で使っているパソコンやスマートフォンから利用できるため、専用機器を購入する必要もありません。
 
 

▪️テレマティクスサービスの特徴

現在、さまざまな会社がテレマティクスサービスを提供しており、いろいろな種類のサービスが生まれています。特に多いサービスのジャンルは「車両管理」と「保険」で、市場規模は拡大している状況にあります。

車の運転は死亡事故を起こすリスクとも隣り合わせですから、事故発生のリスクを低減するサービスとして、今後、ますます市場が拡大していくでしょう。

「車両管理」と「保険」の代表的なテレマティクスサービスを以下にご紹介します。カーライフを充実させてくれるサービスがたくさん設けられていることが、お分かりいただけるのではないでしょうか。
 
 

例①Cariotのテレマティクスサービス

Cariotのテレマティクスサービスでは、車両の一括管理やルート設定をはじめ、危険運転の録画機能、危険運転検知機能など、安全に配慮しつつ生産性を高めるための機能が充実しています。

急加速や急ブレーキ、急ハンドルといった危険運転を察知すると、動画データとして映像が保存されるため、危険運転を行ったドライバーへの個別指導が実施しやすくなります。また、運転日時や走行ルートといったデータも自動でレポート化されるため、ドライバーにとって面倒な日報の作成業務も削減することができるのです。
 
 

例②あいおい、トヨタ、東京海上などのテレマティクス保険

トヨタ自動車とあいおいニッセイ同和損保は、2018年1月15日(保険責任開始は2018年4月)より、トヨタのコネクティッドカー向けに、国内初の運転挙動反映型テレマティクス自動車保険を販売開始しました。

コネクティッドカーから走行データを取得し、毎月の走行距離や運転手の特性(速度超過・急アクセル・急ブレーキなど)に応じて、保険料割引を適用するというものです。

東京海上日動では、オリジナルのドライブレコーダーを活用した「ドライブエージェントパーソナル」というテレマティクス保険を販売しています。

天候状況や渋滞状況、過去の運転特性を踏まえた上で、安全運転の注意喚起を行ってくれる機能が特徴です。また、強い衝撃が加わった際に自動で事故受付センターに連絡するサービスなど、テレマティクスだからこそ可能なサービスも付いています。
 
 

例③日産、トヨタのテレマティクスサービス

トヨタのテレマティクスサービス「t-connect」では、車両を停めた場所をスマートフォンで確認できる機能や、万が一の事故の際に、救急車やドクターヘリを自動で手配する機能など、テレマティクスを活用したサービスが充実しています。

日産のテレマティクスサービス「日産コネクト」では、鍵を閉め忘れてしまった場合でも遠隔操作でドアロックができる機能や、スマートフォンで警告灯の通知を受け取る機能などが充実しています。
 
 

▪️テレマティクスサービスの料金と導入の流れ

テレマティクスサービスを導入する場合、具体的にどれくらいの料金がかかるのでしょうか。また、どのような流れで導入することになるのでしょうか。

ここでは、Cariotを例に、料金と導入の流れを見ていきましょう。
 
<導入の流れ>
まず、おおまかな導入の流れとしては、以下のようになります。

  1. 申し込み
    所定のファイルから、「車載デバイスの種類」「台数」「管理ユーザ数」「導入時期」を記載して申し込みます。
  2. セットアップ
    Cariotから送られてくるメールに記載されたアカウント情報で、Cariotにログインします。
  3. 設定
    Cariotの管理画面のデバイスメニューで、対象車両とデバイスとの紐付けしデバイスを車両に取り付けれすれば設定完了です。
  4. 利用開始

 
<料金>
Cariotの料金は、以下の通りです。

◆レンタル(月額)
・シガーGPS… 1,200円
・ドライブレコーダー…2,760円
・車両ライセンス…2,980円
・管理者ライセンス…2,000円
など
※車両1台あたりの料金です。
 
◆購入
・シガーGPS…37,000円
・ドライブレコーダー…79,000円
・月額で車両ライセンス…2,980円、管理者ライセンス…2,000円など発生
※車両1台あたりの料金です。
 
 

▪️まとめ

テレマティクスサービスを活用することで、より安心安全に車を運転することができるようになるだけでなく、経費の削減や生産性の向上なども期待できます。より効率的に車両を管理し、ドライバーの安全を確保する上で、テレマティクスサービスは大きな役割を果たすことがお分かりいただけたのではないでしょうか。
ぜひこの機会に、テレマティクスサービスの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
 
 

最後までお読みいただきありがとうございます。
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