動態管理システム比較9選|サービス別の特徴と導入メリット

【チェックリスト付き】動態管理システムの選び方

「動態管理システム」の導入メリットをはじめ、自社の課題に最適なサービスの選び方やシステム選定のポイントについてご紹介しています。これからシステムの導入を検討されているご担当者様におすすめの資料です。

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※当記事は2023年4月19日に改定されています。

こんにちは。Cariot(キャリオット)ブログ編集部です。

「車両や現場担当者の状況を、より効率的に管理する方法はないだろうか…」このような悩みをお持ちの方は決して少なくないでしょう。生産性を高める上で、「動態管理」の効率化は必要不可欠といっても過言ではありません。
そこで今回は、「動態管理」について詳しくご紹介するとともに、各社が提供している動態管理システムのサービス比較をお届けします。それぞれのサービスの特徴を知ることで、「動態管理システムの導入で得られるメリット」についてもおわかりいただけるはずですので、ぜひ参考にしてください。

 

1.動態管理とは

動態管理とは、車両や現場担当者の位置情報とステータス(状況)を管理・記録することです。運行管理をより高度にし、配送・作業スケジュールを効率化できます。

 

2.動態管理システム比較9選

動態管理システムにはさまざまな種類が存在するため、どれを選べばよいかわからないという方も多いでしょう。そこで、以下の9個の動態管理システムを比較します(本情報、及び画像は、記事作成時点のものです。詳しくは各サービスの最新情報をご確認ください)。

<動態管理システム9選>

  • クルマと企業をつなぐドライバー働き方改革クラウドCariot(キャリオット)
  • ビジネスナビタイム
  • 動態管理システム ugomeki
  • docoですcar NEXT
  • ODIN 動態管理
  • SmartDrive Fleet(スマートドライブフリート)
  • KITARO
  • 動態管理システム モバロケ
  • ビークルアシスト

それぞれについて詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

クルマと企業をつなぐドライバーの働き方改革クラウドCariot(キャリオット)

<Cariot(キャリオット)の特徴>

  • リアルタイムに車両の位置がわかる
  • 車両の位置、あと何分で次の目的地に到着するかを、社外の人にも共有できる
  • 運転時間、走行距離、訪問件数や滞在時間などを自動で記録できる

車の現在地・目的地への到着時間・停車場所での待機時間のみならず、長時間停車など異常が発生していないか、予定に空きがありすぐに対応できる車両はどれかなど、さまざまな情報を1つの画面で確認することができます(DriveView機能)。
ドライバーがその日に行く目的地が複数あった場合、どこまで配送したかもわかるので、ドライバーに電話をかけて確認する回数も大幅に減らせるでしょう。
電話対応が業務負荷になっているので減らしたい、誰でもすぐに車両の位置が把握できるようになりたい、日報を毎日手書きする時間をなくしたい、という企業様にはおすすめの動態管理システムです。

運営会社:株式会社フレクト
サービスURL:https://www.cariot.jp/

ビジネスナビタイム

<ビジネスナビタイムの特徴>

  • 渋滞や急な天候変化といったリスクも、いち早く察知することができる
  • ベテランの担当者に依存するリスクを低減することができる

ビジネスナビタイムは、位置情報はもちろんのこと、案件の進捗状況や遅延状況も動態管理画面で確認することができます。そのため、わざわざドライバーに連絡を取らなくても状況を把握できます。
交通情報や天候情報なども地図上に表示されるため、緊急事態の際には素早くドライバーに連絡を入れることが可能です。操作はドラッグアンドドロップで直感的にできるため、特に専門知識の必要がなく、配車計画がスムーズに立てられます。

運営会社:株式会社ナビタイムジャパン
サービスURL: http://fleet.navitime.co.jp
無料サービス:トライアルあり

動態管理システム ugomeki

<動態管理システム ugomekiの特徴>

  • Google Mapsを使った動態管理
  • 1ユーザーから利用することができる

ugomekiの最大の特徴は、Google Mapsを使った動態管理であるという点です。Google Mapsを普段から利用している人にとっては大きなメリットといえるでしょう。
iOSやAndroidのアプリで利用することができ、最短5秒間隔で車両情報がリアルタイム表示されます。移動履歴をグループ化したり、メッセージを送受信したりすることも可能で、より効率的に動態管理を行える機能が整っています。

運営会社:株式会社ゴーガ
サービスURL: https://www.ugomeki.com/
無料サービス:トライアル30日間あり

docoですcar NEXT

<docoですcar NEXTの特徴>

  • 幅広い業種での導入実績がある
  • 初期費用がかからないレンタルプランも

docoですcar NEXTはクラウド型の動態管理システムのため、専用ソフトが必要ありません。「いつでも」「どこでも」車両の運行位置やステータスをリアルタイムに確認することができます。
導入実績が豊富で、すでに3,000社10万台以上が導入しています。さまざまな料金プランが用意されているため、「初期費用」「契約期間」「利用頻度」など、ニーズに適したプランを選べるのが魅力といえるでしょう。

運営会社:ドコモ・システムズ株式会社
サービスURL:https://www.ntt.com/business/services/docodesucar.html
無料サービス:トライアル3週間あり

ODIN 動態管理

<ODIN 動態管理の特徴>

  • GPSによる位置情報の記録機能
  • ドライバーのプライバシーに配慮した設定も可能

ODIN 動態管理は、スマートフォンのGPSを利用してリアルタイムでドライバーの位置情報を把握したり、配送計画を立てたりすることができます。多数のドライバーが回る配送計画を数秒で作成することもできるため、より効率的な配送管理ができます。

管理機能のON・OFFを、曜日や時間などで細かく設定することができるため、ドライバーのプライバシーをしっかりと守ることができます。「会社を出てからの行動まで監視されているようで嫌」といったドライバーの声にも応えることができるでしょう。

運営会社:株式会社オンラインコンサルタント
サービスURL: https://doutaikanri.com/
無料サービス:トライアル2週間あり

SmartDrive Fleet

<SmartDrive Fleetの特徴>

  • 工事が不要で誰でも簡単に導入できる
  • 乗務記録をスマートフォンで簡単に記録できる

SmartDrive Fleetは、届いた車載デバイスをシガーソケットに設置するだけで利用できるという手軽さが特徴です。シンプルでわかりやすい画面で、ITが苦手な方でも直感的な操作が可能です。
乗務記録をスマートフォンで簡単に作成できる機能も備わっているため、手書きで乗務記録を作成したり、紙の帳簿で管理する必要もありません。

運営会社:株式会社スマートドライブ
サービスURL:https://smartdrive-fleet.jp/
無料サービス:トライアルあり

KITARO

<KITAROの特徴>

  • 用途に応じた4種類のシステムを用意
  • 1台から導入可能

KITAROは、「アダプタ」、「デジタコ」、「ドラナビ」、「バイク」の4種類が用意されており、用途に合ったものを選ぶことができるのが特徴です。
1台からでも利用可能なため、管理台数が少ない事業規模でも手軽に導入することができます。

運営会社:株式会社アクシス
運営会社サイトURL: https://www.axis-net.co.jp/
サービスURL:https://kitaro-sdp.com/
無料サービス:トライアルあり

動態管理システム モバロケ

<動態管理システム モバロケの特徴>

  • 高精度な履歴表示機能
  • 全国エリアをカバーした通信が可能

モバロケは、NTTドコモの回線を使用するIP無線システム「ボイスパケットトランシーバー」を利用する動態管理システムです。インターネット環境さえあれば、いつでもどこでも車両や人などの位置情報を管理することができます。
端末の移動経路を最短3分単位で履歴表示し、移動経路の確認ができるので、配送・走行ルートの見直しや、お客様への配達証明に活用できます。

運営会社:モバイルクリエイト株式会社
サービスURL:https://www.mcinc-products.jp/mobaloca/
無料サービス:無し

ビークルアシスト

<ビークルアシストの特徴>

  • 走行ログデータを基に日報を自動作成できる
  • 事故を未然に防ぐための注意喚起ができる

ビークルアシストは、パイオニア株式会社が提供している動態管理システムです。走行データを基に日報を自動作成したり、業務分析に活用できるレポートを自動作成したりすることができます。
車載端末が、急ブレーキ、急加速、速度超過などを検知した場合には、ドライバーにその場で注意を喚起します。危険挙動を検知した場合は、危険挙動が発生した日時や車両名、内容などの通知メールが管理者に自動で送信されるため、個別指導もしやすくなります。

運営会社:パイオニア株式会社
サービスURL:https://pioneer-carsolution.jp/cloud/
無料サービス:無し
 

3.動態管理をするメリット


動態管理システムを利用することで、生産性の向上やコスト削減はもちろんのこと、ドライバーの安全確保にもつながることがおわかりいただけたでしょう。ここからは、動態管理をする担当者やドライバーには、具体的にどのようなメリットがあるのかご紹介します。

動態管理者のメリット

動態管理を行うことによる「動態管理者のメリット」としては、以下の点が挙げられます。

<動態管理者のメリット>

  • 管理者の作業効率を向上できる
  • 生産性を高め、無駄なコストをカットできる
  • 事故を未然に防ぐことができる

動態管理の最も大きなメリットとして考えられるのは、「管理の作業効率が良くなる」という点です。それぞれの車両やドライバーが、今どこで何をしているのかを無線や電話、メールなどで把握するのは、車両台数やドライバーの人数が多くなるほど難しくなります。また、配車計画に沿って指示を出したり、計画変更に即座に対応したりするために、各ドライバーへピンポイントで指示を出す必要もあります。
動態管理システムを導入することでリアルタイムの状況把握ができるため、管理業務の大幅な効率化が期待できます。このほか、ドライバーに最適なルートを提案することでガソリン代の削減にもつながります。さらに、危険運転を行うドライバーへの個別指導にも活用できるため、事故の防止にもつながるでしょう。

ドライバーのメリット


「ドライバーのメリット」としては、以下のような点が挙げられます。

<ドライバーのメリット>

  • 天気や交通状況に合わせて、最適なルートで走行できる
  • 運転日報を作成する手間を省力化できる
  • より客観的な裏付けデータに基づいた評価を受けることができる

天候の悪化や渋滞などで目的地に到着するのが遅れてしまうと、相手先に迷惑をかけてしまいます。動態管理システムによって最適なルートを提案してもらえれば、プレッシャーを感じることなく余裕を持って目的地に向かうことができます。
また、これまで大きな手間となっていた運転日報の作成も、動態管理システムが自動で記録してくれるため、ドライバーとしての工数も削減できます。また、安全運転やスケジュール通りに業務を終えたかなど、ドライバー自身の仕事の状況をデータとして記録・保存してくれるので、より客観的で適切な評価を管理者から受けられるようになるでしょう。

 

4.まとめ

動態管理システムには、管理者にもドライバーにも大きなメリットがあります。業務を効率化するだけでなく、よりドライバーの安全性を高めるためにも、管理環境を整えておくことが重要です。昨今はさまざまな企業が動態管理システムを提供していますので、ぜひ本記事を参考に、最適な動態管理システムを選んでみてはいかがでしょうか。
 
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからもCariotは、より便利に使っていただくための機能の開発を進めてまいります。
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※2021.07.14 改訂
※2023.04.19 改訂

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