事故の”記録”から”予防”へ。クラウド型ドライブレコーダーの3つの特徴

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Cariotの機能、料金パッケージなどが掲載されたパンフレットです。 Cariotを導入することで何ができるようになるのか、具体的にどう変わるのか、ユースケースごとにご紹介しています。

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こんにちは。Cariot(キャリオット)ブログ編集部です。

前回のブログで安全性向上のためのCariotの機能をご紹介しました。
前回に引き続き、社用車やドライバーの安全性向上に役立つCariotがご提供している機能を、車載端末の観点からご紹介します。

「Cariot」の車載端末には、車種や用途に合わせていくつかのラインナップがあります。
その中でも、先日のプレスリリースでご紹介したドライブレコーダータイプの車載端末、エコモット社のMVT-100は、クラウドに繋がることで、車やドライバーの安全性強化に特化した機能が備わっているのが特徴です。

写真:エコモット社「MVT-100」

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○従来のドライブレコーダーは運用が大変

運転中の映像を詳しく記録できて便利なドライブレコーダーですが、今まで広く普及している製品は、インターネットに繋がっていない、SD カードなどの備え付けの記録媒体に映像を保存するタイプが一般的です。
このような従来型の製品は、個人が自家用車に取り付ける範囲ではあまり負荷はないのですが、業務用に利用する場合は事情が変わってきます。
業務用車両は、数が多く、車両管理者とドライバーが別々のため、せっかくドライブレコーダーを取り付けてもうまく運用ができず、事故時の証跡としか利用できていないケースも多いようです。

従来型のドライブレコーダーは 、主に以下の点に課題があるようです。

■データ管理が大変

ドライブレコーダーに記録されたデータはSD カードなどに保存されます。
そのデータは、予め専用ソフトをインストールしたパソコンに取り込んで、初めて確認ができます。
車両数が数十~数百台ある組織では、データを確認するだけでも多くの時間と手作業が必要になります。

■リアルタイム性がない

上記のように記録されたデータは、SDカードから専用ソフトに入れてはじめて確認できるため、どの車両がどのくらい危険な運転をしているか、データを取集するまでわかりません。
例えば、データの確認業務を月次でやっていたとしても、危険運転の発生から3〜4週間経っているものもあり、タイムリーな確認・指導を行うことができません。

■設置が大変

ドライブレコーダーには、車載コンピュータへの取り付けやヒューズ電源からの電源確保など、大がかりな設置が必要な製品もあります。
取り付け工事には、専門の工事員に依頼する必要があり、導入に時間もコストもかかります。また、取り外しの際も同様に工事が必要になってしまいます。

○安全性強化には、クラウドに繋がるドライブレコーダーがオススメ

Cariotに連携可能なドライブレコーダー端末:MVT-100を導入すると、危険運転(急加速・急減速・急ハンドル)時の動画が自動でクラウド上に保存され、「Cariot」上の走行データから地図上の危険運転箇所でドライバーの視点状況を動画でいつでもどこでも把握できるようになります。
ここからは、ドライブレコーダー端末(MVT-100)での特徴的な機能について詳しくご紹介していきます。

○安全性に特化したMVT-100の3つの特徴

1.危険運転動画をリアルタイムに閲覧可能

図:保存された動画の閲覧画面の例
図1

MVT-100を利用すると、危険運転や事故などの衝撃検知時に、前後計10秒の動画が自動的にクラウドへすぐに保存されます
危険運転が発生した際にリアルタイムにメール通知を行うこともできるので、タイムリーに運転状況の把握や対処が行えます。
従来のドライブレコーダーのように、SDカードからのパソコンへのデータ抜き取りの作業は不要で、危険運転動画をクラウドに自動保存するので、インターネットに繋がったパソコンがあれば、いつでもどこでも閲覧可能です。

2.急発進、急減速だけでなく、急ハンドルを取得可能

図:走行データの確認画面例(マップ部分のみ抜粋)
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MVT-100では、急発進・急減速だけでなく、他のOBD2やシガータイプの端末では取得できていなかった、急ハンドルを取得可能で、危険な運転をより詳しく取得できます。WEBブラウザの管理画面で、危険運転の発生地点や時刻まで、地図上で運転状況を詳しく確認できます。
リアルタイム性は他の車載端末よりも少々劣り、車両のリアルタイムマップ機能での現在地情報は1分ごとの更新となります(※他の端末は3秒ごと)。ただし、車載端末自体には走行中のデータは3秒ごとに細かく記録しており、走行が終了すれば、すぐに管理画面に走行中の詳細データが同期され、他の端末と同じように詳しく確認できます。

3.工事不要で、導入もスピーディ

写真:フロントガラスに取り付けたMVT-100
取り付けイメージ

MVT-100は、他のOBD2やシガータイプの端末と同様に、取り付け工事は不要です。吸盤でフロントガラスに貼り付けるだけで設置完了。給電もシガーソケットに取り付けるだけなので、車に詳しくない方でも素早く導入ができます。
端末の導入に時間をかけずに、すぐにドライバーの運転状況の”見える化”を実現し、運転状況の改善業務に取り掛かることができます。

○まとめ

ドライブレコーダータイプを使ってCariotを利用いただくと、これまでドライバーしか見えなかった映像や、わざわざSDカード等で情報を移動しないと見られなかったドライバーの「今」の情報を車両管理者の方々が確認できるようになります。
タイムリーな現場の状況把握、上長への報告による業務効率化や、危険運転時の動画を元にしたドライバーの運転指導を行うことで、安全性の向上を実現します。
 
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからもCariotは、より便利に使っていただくための機能の開発を進めてまいります。
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