Cariotで荷待ち時間の記録義務化に対応してみては?

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Cariotの機能、料金パッケージなどが掲載されたパンフレットです。 Cariotを導入することで何ができるようになるのか、具体的にどう変わるのか、ユースケースごとにご紹介しています。

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こんにちは。Cariot(キャリオット)ブログ編集部です。

国土交通省が平2017(成29)年5 月31日に貨物自動車運送事業輸送安全規則を一部改正し、トラックドライバーの荷待ち時間の記録を義務付けられることになりました。トラックドライバーの長時間労働抑制を目的とし、同年7月1日から施行することになっています。
今回の記録義務化で、荷待ちの時間と原因を把握し、運送側ではコントロールできない荷主都合による荷待ち時間の削減や荷役作業の効率化を図ろうとしています。

改正では、車両総重量8t以上または最大積載量5t以上のトラックに乗務した場合、ドライバーごとに

(1)集貨または配達を行った地点
(2)集貨地点に到着した日時
(3)集貨地点での荷積み・荷卸しの開始・終了日時

を記録し、1年間の保存することが義務となります。

荷待ち時間は、トラックドライバーの長時間労働の要因の一つとなっています。今回の記録義務化で、荷待ちの時間と原因を把握し、運送側ではコントロールできない荷主都合による荷待ち時間の削減や荷役作業の効率化を図ろうとしています。

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荷待ち時間の実態:1時間以上の荷待ち時間がある運行は全体の55%も?

現在、荷待ち時間はどのような傾向にあるのでしょうか。

15(平成27)年の国土交通省の調査*によると、トラックドライバーの1運行の平均拘束時間は13時間27分で、そのうち荷待ち時間は1時間45分です。また、1運行あたりの荷待ち時間の全体分布は、1時間以上が全体の55.1%と半数以上、2時間以上に絞っても、28.7%と3割ほどを占めています。
この調査結果からは、荷待ち時間が長時間労働の要因の一つとなっていることが推測されます。

荷待ち時間内訳

荷待ち時間分布

*出典:トラック輸送状況の実態調査結果(H27)
http://www.mlit.go.jp/common/001128768.pdf

 義務化への対応:どうやって荷待ち時間を把握する?

荷待ち時間の記録は、長時間労働問題の解決に向けた、配送効率化のためにとても重要なステップです。そのため、改善のためには、継続的にデータを収集・分析し、動向をチェックする必要があります。
しかし、新たに記録業務を紙やエクセルを行えば、ドライバーに記入の手間が多くかかりますし、SDカード式の車載器での運用では、SDカードの回収やPCへのインポートといった作業が必要となり、これまで以上に業務が煩雑になる可能性があります。

そこで、Cariotのようなリアルタイム車両管理の仕組みを使えば、設定した拠点ごとで、自動で集貨地点の到着時刻や滞在時間、出発時刻を記録することができます。
これにより、『(1)集貨または配達を行った地点』、『(2)集貨地点に到着した日時』がドライバーの負荷なく自動で取得できます。
また『(3)集貨地点での荷積み・荷卸しの開始・終了日時』については、車両位置だけだと判断が難しいため、ドライバーに何かしら別途記録してもらうやり方や、運行予定の荷積み・荷降ろし作業想定時間と実際の滞在時間の差分を分析することで実態の把握が行えます。
結果、できるだけ運用負荷を低い形で、長時間労働につながる非効率な業務の改善に取り組むことが可能になります。

 まとめ

ドライバーの長時間労働の是正のために、17(平成29)年7月1日より荷待ち時間の把握のための集貨記録が義務化されます。一方で、ドライバーに新たな業務が増えることで、業務が煩雑となり、労働時間が増えてしまうリスクもあります。

対策として、Cariotのような次世代の車両管理の仕組みを導入することで、運用負荷を最小限にし、継続可能な業務効率化PDCAを実現し、長時間労働問題を是正していく取り組みを強化できます。
 
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからもCariotは、より便利に使っていただくための機能の開発を進めてまいります。
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