【セミナーレポート】産廃業界における経営課題や法改正に対応するデジタル施策の取り組みをご紹介

管理業務のデジタル化で実現する効率的な労務管理とドライバーの労働環境の改善

「働き方改革関連法」による2024年度からドライバーの時間外労働の上限規制をはじめ、ドライバーの長時間労働改善への取り組みは急務となっています。
動態管理システムを活用した労務管理と業務効率化のポイントを解説します。

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こんにちは。Cariot(キャリオット)ブログ編集部です。
今回は、弊社が2023年11月21日に開催しましたオンラインセミナーのレポートです。

セミナーでは、まず弊社からドライバー不足を背景とした経営課題や法改正への対応施策を、車両動態管理サービス「Cariot」の活用方法をまじえてご紹介いたしました。
続いて、ファンファーレ株式会社より近藤 志人 氏をお迎えし、産業廃棄物処理業の企業様の経営課題の解説と、それに対応するデジタル施策について、産廃業界特化の配車計画自動作成サービス「配車頭」の活用方法をまじえてご紹介いただきました。

当日ご参加いただけなかった方や、ご参加いただいた方にも改めてセミナーの内容をご紹介します。
今後もセミナーを実施してまいりますので、本記事が参考になれば幸いです。

 

1.【第1部】株式会社フレクト
2024年問題等、法改正に対応する車両動態管理サービス「Cariot」のご紹介

[登壇者]
株式会社フレクト 代表取締役CEO 兼 Cariot事業部 事業部長
黒川 幸治

フレクトが提供する車両動態管理システム「Cariot(キャリオット)」は、法人車両のリアルタイム情報活用と管理業務のDXにより、現場の業務効率化と安心・安全を提供しています。
シガーソケットに挿すだけで簡単に利用できる車載デバイス、ドライブレコーダー、モバイルアプリを展開しており、GPSデータを用いて車両情報を取得しています。
車両の現在地はもちろん、走行軌跡の自動記録、危険運転に対するアラート機能も有しており、さまざまな業種でご利用いただいています。

セミナーの中ではCariotの提供する「クルマのライブ中継」や「運転日報のデジタル化」「データ分析」など、具体的な機能についてご紹介しました。

Cariotは製造業を中心とした荷主・自社便での利用や、委託を受けた運送トラックや建設ダンプトラック、産廃収集運搬車、営業/サービス利用の乗用車など、業界幅広くさまざまな実績があります。
今回はその中でも産廃業での課題と活用方法について、事例を交えてご紹介しています。

産廃業において、クルマの「今」が見えないことで起こる経営リスクとして、生産性の低下やドライバーの負担増、サービス品質低下などが挙げられます。
アナログで非効率な報告業務は、管理者や現場の時間・労力を削ぐことにつながり、結果として売上機会の損失になることもあります。

Cariotを活用することで管理工数を削減・業務効率化を実現できると、これらの経営リスクが減り、業務の拡大やサービス品質向上へも結びつきます。

具体的には下記のようなイメージでボトルネックの発見・改善・効率化を実現します。

  • STEP1:収集運搬進捗の可視化
  • STEP2:収集運搬予実のデジタル管理
  • STEP3:データ利活用による業務改善

車両の現在地と業務ステータスがリアルタイムに可視化できることにより、問い合わせや急な依頼への迅速な対応が可能になります。また車両の位置が誰でもひと目でわかることで、電話対応の工数やクレームの削減にもつながります。

Cariotでは運転以外の業務ステータスもスマートフォンアプリから記録・管理でき、写真も登録できます。これにより、作業日報の記載や管理業務の工数を削減し、効率化を図ります。

走行データや稼働時間などのデータを可視化し分析することで、さらなるボトルネックを発見し、改善するPDCAをまわしていきます。

実際の導入事例はこちらからご覧いただけますので、ご興味ありましたらぜひご覧ください。

また、12月よりアルコール検知器の使用が義務化され、アルコールチェックをご支援する機能も、Cariotは備えています。


検知器とスマートフォンをBluetoothで接続することで、チェック結果を自動的に記録・保存でき、管理者もリアルタイムに確認することができます。未実施で走行をスタートするとアラート機能で通知もされ、法令遵守対応をするとともに、ドライバーと管理部門の作業負荷を減らすこともできます。

Cariotでは車両や走行データに加えて、業務活動データ、そこに紐づく顧客データを利活用でき、他社製品と比べても非常に広い領域の業務をサポートしています。
まずは車両の見える化からスタートし、走行実態を把握したうえで業務活動や顧客管理を行い、業務の効率化をご支援していきます。

 

2.【第2部】ファンファーレ株式会社
配車業務を自動化し残業時間を削減!今からできる業務改善

[登壇者]
ファンファーレ株式会社 代表取締役
近藤 志人 氏

近藤様からは、2024年問題に伴う産廃業者が抱える課題と、その解決につながる「配車頭」の機能と活用方法について具体例を交えてお話しいただきました。

2024年問題に伴う産廃業界が抱える課題として挙げられるものがいくつかありますが、今回は下記3点についてお話しいただきました。

  1. 残業時間の制限による稼働時間の減少、それによる配車効率の悪化
  2. 配車担当の負荷増加
  3. 配車効率低下=売上低下に伴う退職リスクの増加、人材の流出

これらを解決するためにも産廃業界のDX推進を進めるために必要な取り組みとして、「配車頭」をご紹介いただきました。

配車頭は、だれでもどこでもワンクリックで最適な配車表を作成できる配車計画自動作成サービスです。
必要な情報を入力すれば、AIが作成し、スマートフォンで予定も確認できます。


AIが最適な配車表を考え、数分で完成します。合積みや乗り換え、処分場の営業時間など産廃特有の事情にも対応でき、ドライバーのスマートフォンへの配車指示自動化など、管理業務の工数を削減できます。
勤務時間の管理も可能なので、残業時間の管理工数も大幅に削減可能です。

配車頭を活用することで、ドライバーを兼務している社員の方が配車にかける時間を削減、ドライバー業務時間を増やし、売上増加に貢献できた事例もご紹介いただきました。


配車効率の向上や配車業務工数の削減だけでなく、配車担当以外のスタッフも配車頭を使えば質の高い配車表作成が可能になります。これにより配車業務の属人化が解消され、より安定した経営基盤の構築が実現できます。


また、AI配車サービス「配車頭」と車両動態管理サービス「Cariot」を組み合わせることで、計画と実行の両方の効率化が可能です。


配車計画を取り込み、配車予実をリアルタイムに管理することで、車両にまつわる業務をデジタル化し、効率的に運用することができます。

このほかにも、導入企業様での取り組みや、実際のデモ画面などもご紹介いただきました。
より詳しく知りたい方は、ぜひファンファーレ株式会社様までお問い合わせください。

 

3.【第3部】質疑応答

[パネリスト]
株式会社フレクト 代表取締役CEO 兼 Cariot事業部 事業部長 黒川 幸治
ファンファーレ株式会社 代表取締役 近藤 志人 氏

今回は、セミナー開始前、および当日にいただいたご質問に関して、近藤様・黒川がお答えしました。

セミナーでご紹介した内容に少しでもご興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。

以上、今回のセミナーレポートとなります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからもCariotは、より便利に使っていただくための機能の開発を進めてまいります。
ご意見・ご質問・ご感想・ご要望などがございましたら、下記フォームよりお気軽にお問い合わせください!

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※本記事の情報、及び画像は、記事作成時点のものです。詳しくは最新の情報をご確認ください。

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