【公用車DX】位置情報の活用で利用者の利便性と運用効率を上げた事例
松戸市役所ではグリーンスローモビリティ地域推進事業として、高齢者の方々の社会生活を支援するためにグリーンスローモビリティの運用を行っています。
グリーンスローモビリティとは、時速20キロメートル未満で公道を走ることができる電動車を活用した、小さな移動サービスやその車両のことです。地域住民の自分らしい暮らしを支えるために、買い物やグループ活動、イベント等の、さまざまな地域の活動に活用でき、現在、地域が主体となって4地域にて本格運行されています。
Cariotは、グリーンスローモビリティの位置情報を利用者様に、リアルタイムに共有できるツールとして広くご活用いただいています。
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1導入前の課題位置情報把握を誰でも簡単に行いたい
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2導入の決め手IDとパスワードなしで位置情報がわかる
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3成果操作不要で走行場所を確認可能に
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4今後の展望安全運行の頼れるパートナー
位置情報把握を誰でも簡単に行いたい
松戸市役所の福祉長寿部 高齢者支援課では、地域住民の暮らしを支えるために、令和4年からグリーンスローモビリティ地域推進事業を行っています。
主に車が走っていない過疎地域での移動支援を行っており、利用者の運賃は無料です。ドライバーは地域ごとのボランティアの方々で運用されています。
当初は運転するドライバーが集まらなかったらどうしようといった不安もありましたが、住民の皆さまの理解もあり、現在では多数のボランティアドライバーによって、円滑に運用できています。車内は和気あいあいとした雰囲気で、地域住民の交流の場にもなっています。
運営は円滑に進んでいましたが、時々グリーンスローモビリティの運行システムについて操作方法などの問い合わせがありました。
運営の主体やドライバーさんはボランティアの方なので、機器操作に不慣れな点もあり、必要以上に機械の操作を行ったりするのは避けたかったので、位置情報把握に特化したシステムの導入を検討しはじめました。まずはWEB検索で情報を調べました。
IDとパスワードなしで位置情報がわかる
グリーンスローモビリティ地域推進事業は、一般の方が気軽に活用いただけるように、市のホームページにアクセスしてもらい、位置情報の確認ができる運用を目指していました。
ホームページは利用者登録やログインが不要で、不特定多数の方々が利用するので、なるべく簡単に車の位置がわかるサービスを探していたところ、Cariotをみつけました。
連絡をしてみると、他行政の取り組みとして、総合病院へのシャトルバスでCariotを活用している事例をご紹介いただき、これが我々が探していたものだ!となりました。
Cariotには、IDやパスワード入力などをせずに、車両の位置情報を誰でも確認できるDriveCastという機能があり、これなら市のホームページに掲載して位置情報をそのまま共有できるなと思いました。
また、ドライバーさんの操作がほとんど不要な点も評価できました。機器のON/OFF等の操作負担が少なく、かつ維持費用が安かったのも決め手になりました。
操作不要で走行場所を確認可能に
Cariotをトライアル導入後、位置情報の取得スピードが早く、精度が高いことに驚きました。
Cariotは3秒に一度、きちんと位置情報が取得できており、現在地と殆どずれがないデータが取得できていたのです。
また、機器のON/OFF操作が不要で、エンジンを入れると自動でデータの取得が始まります。運転時に煩わしい作業がなく、ドライバーさんの負担が少ない点も良かったです。
機器の取り付けに工事は不要で、シガーソケットに挿すだけですぐに導入できました。
運営を主体的に実施しているボランティアの皆さんの負担も軽減し、運行管理もスムーズです。ドライバーさんも運転に集中できるようになりました。運行前後の負担がなく、搭載していることを忘れるくらい手間いらずです。
以下のページからはCariotを活用して実際にグリーンスローモビリティの位置情報をご確認いただけます。
https://www.city.matsudo.chiba.jp/matsudodeikiiki/PR_tokushu/gurisuro2021.html
安全運行の頼れるパートナー
コロナ禍以降、外出を自粛し、お買い物は配達で済ませる高齢者様が多くいらっしゃいます。しかし、グリーンスローモビリティが導入されたことによって、数年ぶりに出かけることができたと涙を流される高齢者の方もいらっしゃいますし、地域住民の円滑な生活支援はもちろん、現在は夕方の防犯パトロールやクリスマスのイベント等、さまざまな地域の活動にも活用されています。
地域社会の活性化のために、今後もグリーンスローモビリティ事業の推進に努めていきたいです。
そのような中で、Cariotは安全運行や利用者の利便性向上のためにも必要不可欠な存在となっています。
担当者をはじめ、ドライバーさんの負担なく管理が可能なので、今後も地域の安全運行管理にCariotを活用していきたいと思っています。

