勘と感覚の運用から、システムの活用への切り替えで業務効率化に取り組む事例

Cariotの活用で、安定的な運行と、急な依頼へのスムーズな対応を推進している株式会社エージーハース様。報告や記録といった、ドライバーにかかっていた負担を軽減することで、運転に集中できる環境が整い、安全第一により一層取り組まれています。

1導入前の課題

勘と感覚に基づく属人性の高い配車業務

愛知県内で行われる葬儀に際しての霊柩車の運行管理を行う株式会社エージーハースは、葬儀を滞りなく執り行うために、安全を第一に日々の業務を行っています。
ご家族や参列者の方々に対して予定どおりに葬儀を執り行うために、また医療機関からの急なお迎えの依頼に対しても迅速に対応するために、Cariotを導入しました。

それまでは、ドライバーは今どこにいるのか、いつ到着するのかの情報が何もない中だったので、葬儀場や医療機関などからお問い合わせがあっても、感覚でお答えすることしかできませんでした。
配車に関しても、経験に基づく勘と感覚により行っていたので、属人性が高く、もしも配車を担当している誰かが欠けてしまうと業務に大きな支障が出てしまう可能性があり、これが大きなリスクになると思いました。
2021年10月、代表取締役に就任した当初にそのことに気づき、すぐに対応策を検討し始めたのです。

株式会社エージーハース 代表取締役 大海 浩幸 様
2導入の決め手

他社とは違う画面表示のなめらかさを一目で実感

現場の方々も日々の業務の中で、感覚でしかお問い合わせに返答できないことに対してやりづらさを感じていて、なにかシステムで、位置情報や到着予定時間を把握できれば良いのに、という声が上がっていました。
実はCariotのことは、元々展示会で存在は知っていました。ですので、対策を検討し始めた時点で、すぐに問い合わせをしました。同時に別のサービスにも問い合わせをしており、比較検討を行いました。その上で、Cariotに決めた理由はいくつかあります。

まず、一つ目は、車の現在位置表示のなめらかさが断然違う、という点です。
Cariotは3秒に1度、位置情報更新がされるので、画面上では非常になめらかに、車両の走行状況が確認できます。
一方で、もう1社のサービスは10秒に1度の更新で、それを聞いた時は、そこまで変わらないかなと思ったのですが、実際に画面で見てみると非常に動きがカクカクして見えました。日々、画面で状況を確認することを考えると、それは非常にストレスになると考えました。

二つ目は、車両の状況が、使い慣れたGoogleマップ※上で確認できることです。それにより、リアルタイムの渋滞情報とも重ね合わせて見ることができて便利です。もう1社は独自の地図上での表示だったので、それができませんでした。
※【Googleマップ】はGoogle LLCの商標です。

三つ目としては、Cariotの営業担当の方から、非常にこまめにご連絡をいただけたことでした。これから新たな取り組みを始めるにあたり、しっかりとサポートいただけそうという安心感を感じられたのです。

それ以外にもまだあります。
現在、ドライバーの雇用形態の変更を進めています。これまではドライバーとは請負契約をしていましたが、今は正社員化を進めています。それによって、自社で勤務時間や休憩時間の確保、管理が必要となりました。

また、ドライバーが何件回ることができたかというのは評価にもつながりますし、どれくらいの距離を走行したかというのは、請求にも必要な情報です。そういったデータを、自動的に取得できるという点にも期待がありました。

そして、正直導入にかかるコストは、もっと高いと思っていました。システム=高額というイメージがあったのですが、納得感のある料金をご提示いただきました。もちろん費用をかける以上は、それ以上の効果を期待したいのですが、我々の場合は、Cariotを活用し、的確な配車を行うことで、クリアできると考えています。

3成果

スムーズな進捗把握と突発的なトラブルへの迅速な対応



まずは一番の目的であった、ドライバーの位置や到着予定時間が、リアルタイムに一画面で把握できるようになったことが非常に便利です。葬儀の時間は厳密に決まっているので、それに遅れるわけにはいきません。よって、順調に進行しているかが把握できるのはとても助かります。
また、位置情報に加え、それぞれの状況もわかるので、例えば医療機関から急なお迎えの依頼があった時にも、画面で車両やドライバーを検索するだけで、すぐにお迎えに伺える時間を回答できるようになりました。

さらに、先日は、タイヤがパンクしてしまい、予定していた車両が急遽行けなくなるということが発生しました。これまでだと急いで目星のドライバーに電話連絡をし、代わりのドライバーを探す必要があったのですが、Cariotがあったおかげですぐに代わりに行けそうなドライバーを特定でき、無事に遅れることなく対応が出来ました。また、交通渋滞が発生した際など、トラブル回避の面でも助かっており、心強いです。

4今後の展望

Cariotの活用を進め、安全第一の業務のさらなる推進

まだ導入して数か月ですが、今後ますます活用は進めていきたいと思っています。

例えば、現在月間で600件程の業務の記録として、誰が、どこに、いつ行って、何キロ走ったのか、を手で入力しています。そういったデータはすでにCariotでも取れているので、そのデータでこれまでのアナログ業務をデジタルで行えるように、移行を進めているところです。

また、その元データとなる運転日報に関しても、元々はドライバーが乗車の度にオドメーター値などを目視で確認し手書きで記録をしていましたが、それらもCariotの機能を使用して、手書きの手間を不要にしていきたいと考えています。

目的地への到着や出発に関しても、メール・電話でその都度ドライバーが報告をしていましたが、それらもCariotで自動化できるので、その機能も活用していきます。
お客様からいただいたお声などは、別途報告をするとしても、走行の記録などのデータは、このようにすべてCariotのデータを活用して、手書きの日報を完全に無くしていきたいと考えています。

さらに、より安全運転を推進するために、Cariotで取れている危険挙動のデータを活用していきたいと思っています。急ハンドルや急停車のデータが蓄積されているので、それらをドライバーへの指導や、評価にも活かしていきたいです。

ドライバーの報告・記録の時間、管理部門の業務の削減をすることで、安全第一をさらに推進し、ドライバーには、より運転に集中してもらえる環境を整えていきたいと思っています。

今後、より一層安全運転を推進するにあたって、現在すでに乗車前のドライバーのアルコールチェックはもちろんですが、血圧測定もした上での乗務を行なっています。そういった測定結果とCariotが連動することで、さらに当社の業務が安全に行えるといった機能進化も期待しています。

左から
統括マネージャー 佐々木 正泰 様
統括マネージャー 青山 雅一 様
代表取締役 大海 浩幸 様
マネージャー 山崎 真吾 様

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