• 東急建設株式会社 様

  • 建設現場の安全・効率・環境対策に寄与。
    現場に負担をかけない正確な位置・走行データの取得と様々な問題の継続的改善を実現。

  • 見える化

  • コンプラ

  • 安全性

  • コスト削減

  • 効率化

  • カスタマイズ

  • 利用部門
  • 環境技術部
  • 車両情報
  • 一般乗用車、工事車両
  • 導入規模
  • 131台(2018年04月時点)

建設機械ナビシステム(KenkiNavi)の動態管理が課題に

  • 工事にかかわるデータをストックし、効率化や改善策を見つけることがミッション

    東急建設株式会社は、【Shinka(深化×進化=真価)し続けるゼネコン】をビジョンに掲げ、土木、建築、不動産を中心に事業展開するゼネコンです。
    その中で我々は環境技術部という部署に属しており、建設工事中の環境保全の関わる施工支援や工事の受注に関わる営業支援、さらに環境負荷低減技術の開発などをミッションとしています。近年、通信技術やセンサー技術が急速に進歩するなか、建設現場やその周辺の住民環境を保全ためにもICTの活用が欠かせません。

    特に、輸送車両の運搬状況やショベルカーの掘削状況など、工事にかかわるデータをストックし、そこから効率化や改善策を見つけようと考えました。そのためには、東急建設独自の建設機械稼働管理システム(KenkiNavi※)に輸送車両や建機の稼働データをリアルタイムに取り込むことが必要でした。
    そこで、大量の稼働データを高密度かつ瞬時に取得できるシステムと、コンパクトで脱着が容易なデバイスを探していて出会ったのがCariotです。

    ※KenkiNaviは、東急建設株式会社の商標登録です。
    新技術情報提供システム(NETIS)番号 :KT-170117-A

現場に負担をかけずに正確な位置・走行データを取得できることが決め手

  • “いかにしてデータを取得するか?”を解決!

    課題になったのが “いかにしてデータを取得するか?” です。

    例えば運搬車両の走行ルートや走行時間のデータ。従来はドライバーさんの技量や性格に任せているため、「安全運転をしているか?」、「効率的なルートを走っているか?」など走行中の管理はドライバーさん自身に委ねています。
    しかしこの方法では事故やトラブルが発生した場合の対応が遅れたり、原因の究明に時間が掛かったりと工程にも大きく影響しました。

    そこで、何かしらの方法で車両の運搬状況を見極める方法がないかと模索していたところ、目を付けたのがCariotです。
    デバイスが市販品であったため現場への導入がスムーズにできたこと、そのデバイスをシガーソケットに挿すだけで、建設機械のメーカーを気にせずに大量かつ正確なデータが同じ書式で集められたこと、さらに開発にかかる時間が極めて短かったことから、導入に踏み切りました。

  • 環境技術部 髙倉 望 様

データを生かして様々な問題を可視化、
継続的な改善が可能!

  1. 運搬会社に対して、細かなフィードバックを実現
  2. 工事現場の渋滞トラブル回避
  3. 『データ取得の確実性』を追求可能に
  • 多種多用なデータを取得、解析することで見えてくる改善点が多数出てきています。例えば運搬会社に対して、細かなフィードバックが可能です。

    ・事故または渋滞を回避できるルートの提案
    ・危険運転をしているドライバーへの指導

    こういった細かな改善点でも全国規模で積み上げていけば相当なものです。ドライバーさんの安全や労働環境の改善、さらにCO2排出量の削減まで貢献ができるのではないかと考えています。
    数値的な成果をご紹介すると、1つが “運転マナーの向上” です。やはり常に見られているという意識が働くのでしょう。ある現場では、自主管理速度に対する速度超過率が3か月間で40%減少したという結果が得られました。

    また、工事現場のトラブル回避例を紹介します。大量の工事車両が連なって現場に来てしまうと、一般道路で渋滞が発生してしまいます。一般車両を優先しなければならないので、工事を一時中断することもありました。その際に、Cariotの位置情報を活用し、ゲート前で渋滞が発生しないように搬出車両へ待機指示を出すことで渋滞を解決しました。

  • スムーズに車両が動く『リアルタイムな見える化』もポイントです。類似のサービスも比較検討しましたが、多くのシステムが30秒~1分間隔のデータ読込で画面上の車両が動くのに対し、Cariotは3秒に1回のペースでデータを読み込むため、なめらかに車両が動きます。

    密な稼働データ読み込みは、データ活用にウェイトを置いている当社にとって重要なポイントですので、大量のデータであっても、『データ取得の確実性』を追求しています。

    例えば、スマホでデータを送信すると “電池切れ” や “家に忘れた” などで、重要なデータが蓄積されないリスクが考えられますが、Cariotは小型のデバイスをシガーソケットに差すだけで使えます。電源のON/OFFもエンジン点火に連動して自動なため、データの取得漏れのリスクを大幅にカットできます。シガーソケットは、ダンプカーやブルドーザーにもついているので、そこに差し込むだけで手軽に導入できました。

    新しい取り組みにおいて使い勝手は非常に重要です。導入に手間取ったり使用方法がわかりにくかったりすると現場は動いてはくれませんからね。

    また、フレクトさんの『柔軟かつ細やかな対応』も非常に魅力的です。こちらからの要望を出せば的確な提案をしていただけますし、軽度な依頼であればサポート内で対応していただけることもあり、とても助かっています。ときには、我々がフィードバックしたものがCariotに実装される場合もあります。

今後は、多用なデータを未来に生かす

  • Cariotはシンプルながら非常に応用が利くシステムなので、我々もその活かし方については具体的なメニューを整備しているところがあります。

    先ほど述べた車両のルートや時間管理はもちろん、車両の稼働状況の管理や環境保全のためのCO2排出量の管理、工事の品質向上のために最適な状態で “生コンクリート” を届けるルート作りなどにも活用をしています。

    今後も多種多様なデータを集め、現場の安全性・生産性の向上や業務効率化、環境保全などに生かせると思っています。フレクトさんには引き続きご協力をいただき、二人三脚でCariotを活用して行きたいと考えております。